韓国ジェネシスが最新ミドルサイズSUV「GV80」を発表!極悪そうな佇まい、ロールスロイス「カリナン」を意識したラグジュアリーSUVか
~デザインは良いと思うがそもそも売れるのかは不明~
韓国の自動車メーカ・現代自動車(ヒュンダイ)の上位ブランド・ジェネシスより、新たなミドルサイズSUVモデルとなる新型「GV80」が世界初公開されました。
今回公開された個体は、BMW「X5」やメルセデスベンツ「GLE」、アウディ「Q7」を競合としたミドルサイズSUVだと思われますが、その佇まいや極悪感漂う表情は、どこかロールスロイス「カリナン」を意識しているモデルとさえ思えてきます。
~その個性的なデザインを早速見ていこう~
なお、2017年にアメリカ・ニューヨークオートショーでもコンセプトモデルとして発表された「GV80」ですが、そのデザイン性は可能な限りキープコンセプトとし、フロントヘッドライトは独立式でLEDデイタイムランニングライトが4灯式という何とも特殊なデザインに仕上げられていますね。
改めてその外観を見ていくと、やはりジェネシスの象徴ともいえる巨大な五角形グリルは非常にインパクトがあり、今後登場するであろう上位モデルも更にグリルサイズが巨大化していくのではないかと考えられます(BMWと似たような傾向になりつつある?)。
~インテリアの高級もあり、タッチパネルをメインに~
インテリアは中々の高級感がありますね。
物理スイッチ系は可能な限り少なくし、その代わりとしてエアコン関係はタッチスクリーンで操作したり、インフォテイメントシステムに関しても同様に物理スイッチをなくしてタッチスクリーンとして集約させています。
少し運転席周りを拡大していくと、センターナビゲーションディスプレイはかなりワイドで、おそらく12.3インチはあるのではないかと思いますね。
あとはメータ類はアナログ風になっていますが、これもデジタルパネルによる演出だと思われます。
そして個人的にちょっと気になったのが、ステアリングスポークがまさかの3スポークではなく2スポークタイプであること。
スポーティなフラットボトムでもなく、真円×2スポークデザインというのは、どこか女性的なデザインにも思えるのですが、これを採用した理由がとても気になるところです。
~エンジンは大きく3種類をラインナップ~
新型「GV80」のプラットフォームは、ジェネシス独自で作り上げた後輪駆動プラットフォームを採用しているとのことですが、四輪駆動もオプションにて準備しているとのこと。
そしてエンジンラインナップについては、大きく3種類を準備しているそうです。
一つ目は、排気量3.0L V型6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力274hp/最大トルク589Nmを発揮。
直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が6.8秒となっています。
続いては排気量2.5L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力300hp/最大トルク422Nmを発揮。
直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が6.9秒となっています。
そして上位グレードは、排気量3.5L V型6気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力375hp/最大トルク530Nmを発揮。
直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が5.7秒となっています。
なおこのモデルは、2020年1月中に韓国市場にて先行発売スタートし、その後4月のニューヨークオートショーにてアメリカデビューを果たす予定となっています。
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