これは凄い…映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でお馴染みデロリアン「DMC-12」が行方不明→32年ぶりに納屋にて発見されるという奇跡の物語

2020-05-27

~まさか行方不明になっていた「DMC-12」が32年ぶりに発見されるとは…~

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場したドリームカーでタイムマシーンカーとしてのイメージも高いデロリアン「DMC-12」ですが、何とこのモデルがアメリカの某納屋にて約30年ぶりに発見されたとして大きな話題を呼んでいます。

1981年に販売スタートとなった「DMC-12」ですが、今回納屋にて発見された個体は、どうやらほぼほぼ初期ロットモデルとして製造されたとのことで、しばらくオーナーによって所有された後に32年という長い年月の間納屋に眠らされていた可能性が高いとのこと(それまでは行方不明で探すのを諦めていた模様)。


~土埃はひどいものの、その美しい形状は32年前のまま~

たまたま所有者である父親とその息子が、全く使用されていなかった謎の納屋を見つけて発見したそうですが、車体は完全に土埃だらけで修復するには相当な費用が発生するとのこと。
タイヤもパンクしているので、規格の合うタイヤを探すのもなかなかに大変だと思います。

車内も相当に汚れていますが(32年ぶりに開けたそうで、あらゆるところが劣化している)、ドアハンドル等の細かいパーツは腐食しているとのこと。
また走行距離については、約4.8万km~約6.4万kmと結構走りこまれているとのこと。

エンジンは思いのほかサビも少ないものの、おそらく内部の消耗パーツは劣化していると予想。
パワートレインは、排気量2.9L ZMJ-159型のV型6気筒エンジンを搭載し、最高出力130hpを発揮。
アメリカ仕様は、エンジンチューニングを抑えているそうですが、欧州仕様は150hpにまでチューニングされているとのこと。

「DMC-12」が発見されて3日後、さすがにこのまま放置しておくのは良くないとのことで、オープントレーラーを使用して屋外へと開放。

当時は雨が降っていたそうで、少しばかり土埃が洗い流されたそうですが、この後オーナーによって洗車やレストアが行われる予定とのこと。
今後この個体がどのように扱われるかはわからないものの、歴史あるドリームカーということもあるため、是非とも自走可能となるように修理し、元気な姿にて走行してほしいところです。

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Reference:motorious