(米)トヨタの2019年販売台数は2,383,349台と前年比-1.8%減。気になる新型「GRスープラ」は約3,000台に到達する勢い、新型「RAV4」の売れ行きも好調のようだ

2020-05-27

~2019年はトヨタにとって挑戦の一年だったと思う~

アメリカ市場を拠点とするトヨタ・モーターノースアメリカが、2019年の年間販売台数を発表。
2019年のトータル販売台数は2,383,349台と中々に好調ではありましたが、2018年に比べて-1.8%減と意外にも衰退気味。
全体で見ると販売台数は減少していますが、新型「カローラ」等のハッチバックモデルは5.2%増となり、コンパクトカーは-0.4%減となっているようですね。

一方でトヨタの販売台数に一部貢献したモデルとして、2019年に大々的に発表された2ドアスポーツクーペ「GRスープラ(Toyota GR Supra)」が合計2,884台も販売されたことは非常に大きかったのではないかと思います(おそらくはアメリカ限定1,500台販売された「GRスープラ”ローンチエディション”」も影響している)。

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~スポーツクーペだけでなくSUVも大きく好調~

これに合わせて、同じ2ドアスポーツクーペモデルとなる「86(ハチロク)」も3,398台と好調で、販売低迷が懸念されていたスポーツカーに少しずつ活気が戻ってきたのではないかと思いますね。

そして最もトヨタの販売台数に貢献したのがSUVモデルで、特にフルモデルチェンジ版・新型「RAV4」は前年比+92.3%という驚異的な記録を見せ、2018年のSUV全体の売り上げ台数875,372台に比べて、2019年は+4.9%増の882,162台を記録しました。
2020年には、プラグインハイブリッド(PHV)採用の「RAV4 Prime」やフルモデルチェンジ版・新型「ハリアー」(アメリカ名は「ヴェンザ」?)も登場する予定なので、更にその人気を高めてくるのではないかと思いますね。

このほか、アメリカ市場では高い人気を得るピックアップトラック部門においては減少傾向にあったようで、「タコマ」は248,801台と好調な推移を見せるもピックアップトラック全体では-5.6%減となったようです。

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Reference:motor1.com