【何と左ハンドルは僅か12台のみ!】トヨタが陸上自衛隊向けに製造した「メガクルーザー」が、アメリカにて約1,200万円にて販売中。更にカーセンサーでは5,000kmしか走られていない極上の「メガクルーザー」も

2020-05-27

~その名も「和製ハマー」。ある意味トヨタの代表的なゴリゴリ仕様のオフロードモデルだ~

アメリカの中古車市場にて、トヨタが1995年~2002年に製造した陸上自衛隊向け高機動車としても活用される4ドアSUVモデル「メガクルーザー(Toyota Mega Cruiser)」が販売されています。
このモデルは、その武骨なスタイリングから「和製ハマー」とも呼ばれている一台で、世界で僅か151台しか製造されていません。

そして今回、アメリカ市場にて販売されている個体は左ハンドル仕様とわずか12台しか製造されておらず、おまけにボディコンディションも抜群でエンジンのコンディションも全く問題ないとのこと(走行距離は約83,000km)。

ボディサイズとしては、全長5,090mm×全幅2,170mm×全高2,075mmと規格外の大きさで、車体重量も2,850kgと非常に重厚。
ただ、駆動方式は逆相(小回り)4WSを採用しているため、最小回転半径は5.6mと新型「RAV4」の5.7mよりもコンパクトに小回りが利くというのは大きなポイントですね。


~ワイド感たっぷりの武骨ボディと豪華なインテリアとのギャップにも注目~

こちらは真正面から見た「メガクルーザー」。
ワイド感が半端ないボディはもちろん、左右の後方視界を向上させるために、サイドミラーの位置が異なっているのもポイントです。

車内はこんな感じ。
センターコンソールの太さがとんでもないことに。
「和製ハマー」と言われるだけあって、内装のデザインもちょっとハマーを意識したものになっていますね。

運転席周りはこんな感じ。
シートはレザー仕様で、ほとんどヨレは無し。メンテナンスもしっかりと行き届いています。

後席はこんな感じ。
かなり広々としたスペースを確保し、シートは本革のキャプテンシートを採用。
天井に後席用ディスプレイを搭載していますが、なぜこの位置に搭載したのかは不明。

パワートレインについては、排気量4.1L 15B-FT型の直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力155ps/最大トルク383Nmを発揮。
トランスミッションは、4速ATロックアップ機構付きを搭載しています。

なお今回販売されている個体は、約1,200万円と非常に高額で、新車販売価格の962万円よりもプレミア価値がついている状態ですね。
左ハンドル仕様というプレミアもあるとは思いますが、同じ仕様の個体がアメリカ市場以外にカザフスタンにも販売されているようです。

~カーセンサーにはとんでもない掘り出し物が販売中~

そしてこちらは、インターネット中古車サイト・カーセンサーにて販売されている「メガクルーザー」。
下の個体は、走行距離20.5万kmも走行されているにも関わらず、車両本体価格は898万円とほぼほぼ新車価格に近い内容に。

そして上の個体は、走行距離わずか5,000kmと非常に少なく価格は応談となっています。
こちらは一度問い合わせたところ、優に1,200万円を超えていましたね。

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Reference:Hemmings