日産のホワイトパール塗装剥がれ報告続々!その数150件超え。セレナ(C26型)を筆頭にエクストレイル/エルグランドも被害の対象に。更にディーラでの無償修理報告もあったぞ!

2020-09-10

やはりホワイトパール塗装モデルのほとんどにおいて塗装剥がれが発生しているようだ

つい先日、トヨタ・アルファード/ヴェルファイア/ハイエースなど以外にも、日産の2010年式付近となるミニバンタイプ・セレナ(C26型)でも、ホワイトパール塗装剥がれが発生しているという記事をご紹介しましたが、これについて続々と読者の方々から(既に150件以上)日産モデルのホワイトパール塗装剥がれの報告が入ってきています。

今回新たなモデルのホワイトパール塗装剥がれに加えて、日産ディーラでの有償修理報告や無償修理報告も入ってきていますので、速報にてお伝えしたいと思います。


主要モデルとなるエクストレイル/エルグランドでも塗装剥がれが発生中

まずは対象モデルの拡大についてですが、2010年式付近のセレナ(C26型)以外にも、前回お伝えした(初代)デイズ/ノート/NV350/キャラバンに加え、更にはエクストレイル/エルグランド/ステージア/ティアナでも同様の塗装剥がれ被害が拡大しているようです。

先日もお伝えした通り、単純に「車種」という問題ではなく、トヨタ同様に2010年式付近のホワイトパール塗装モデルに問題がある可能性も十分に考えられますし、シーマ/フーガ/シルフィといった主要セダンはもちろんのこと、軽自動車やSUVでも塗装剥がれが頻発している可能性は十分に高そうですね。

そうなってくると塗装剥がれの被害がどれだけの規模になるかはわかりませんが、トヨタ同様に数十万~数百万台が対象となるかもしれません。

ちなみに一部ではありますが、こちらは読者様より提供いただけたステージアの塗装剥がれ。
赤丸の通り、一部剥がれていることが確認でき、ここから更に塗装剥がれが拡大しているとのこと。

そしてこちらは2010年式のフラッグシップミニバンエルグランドの塗装剥がれ。

こちらはフロントガラス上部のルーフ部分が塗装剥がれを起こしており、読者さんによってタッチペンで修正を施したものですが、被害エリアはかなり大きく、このほかにも無数の”気泡が発生”しているようです。

こうした上記の被害を受けている読者さんは、日産ディーラにて相談したところ、そのほとんどが有償修理と伝えられ、その修理費用も数十万円コースが当たり前になっているとのことから泣く泣く修理は諦めているとのこと。

3年保証などの話も一切なく、なぜこのような原因となってしまったのか?についての説明も受けていないそうです。

なかには無償修理を受けた!という報告も

ただ、その一方でセレナ(C26型)を所有する方の情報も聞いてみると、複数のポイント(その数にして11か所)にて塗装剥がれが発生していたため、すぐに某日産ディーラに相談したところ、日産本部に報告するなどの対応が行われ、約1か月程度の期間はかかりましたが無償にて修理を受けたとの報告も入ってきています。

但し、なぜこのような塗装剥がれが発生してしまったのかについては詳細な説明が無かったとのことで、このあたりはちょっと不安要素が残る部分ではありますね。

無償修理を行っていただいたディーラは、今のところ5件確認できており、いずれも”どういった理由で無償修理できた”という明確なボーダーラインは無いのも気になるところではありますが、その一方で有償修理と判断したディーラは、何を基準にして有償とするのか、無償修理を行ったディーラとの違いは何なのか?その辺りの区別をしっかりと行わないと、今回の一件は相当な規模でのクレームが発生すると予想されますね(既に有償修理したオーナーが黙っているはずがない)。

こういった問題は、トヨタディーラでは結構頻繁的に発生しているとのことですし、今もなお改善対策の対象外となっているホワイトパール塗装剥がれの個体は有償修理扱いとなっていますから、この点についてもしっかりと追及していきたいところです。

今後新たな情報が入り次第、当ブログでも情報展開していこうと思っていますが、もしも同様の問題で苦慮されている方は、以下の問い合わせページにてご連絡をいただくか、私のツイッター(ページはコチラ)、もしくはフェイスブック専用ページ(ページはコチラ)よりご連絡いただき、塗装剥がれの画像などもご提供いただけますと幸いです。

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