アストンマーティンが全く新しい「V12スピードスター」のティーザー画像を公開。限定88台のみ、「DBR1/CC100スピードスターコンセプト」のオマージュモデル?

2020-05-27

~ライバルはやはり「モンツァSP1(SP2)/エルヴァ」といったスピードスターモデル~

アストンマーティンが、特別な顧客を対象としたスペシャル限定モデル「V12スピードスター(Aston Martin V12 Speedster)」のティーザー画像を世界初公開しました。
今回公開されているオープンタイプの「V12スピードスター」は、世界限定88台のみ販売されるとのことで、フェラーリ「モンツァSP1/SP2」やマクラーレン「エルヴァ」を競合としたレーシングモデルになるのではないか?と予想されています。

またアストンマーティン・ラゴンダプレジデント兼グループCEOであるアンディ・パーマー氏によれば「V12スピードスターを所有できる88人のオーナーは、アストンマーティンの歴史や象徴、更には新しい部分も垣間見ることができると確信している」と説明。


~これまで登場した過去と現代のスピードスターを組み合わせたオマージュモデルに~

おそらくではありますが、今回のモデルは1959年に登場した「DBR1」と、2013年に登場したコンセプトモデル「CC100スピードスターコンセプト」のオープンコックピットスタイルをモチーフにしたオマージュモデルだと思われ、現代的な技術とレトロチックなデザインを織り交ぜている可能性は高そうですね(ちなみにアストンマーティンは、最先端のモータースポーツと航空技術を採用するとも説明)。

そして気になるパワートレインについてですが、排気量5.2L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力690hp/最大トルク700Nmを発揮。
トランスミッションは8速ATのみをラインナップします。

トップルーフについては、これも先述の「モンツァSP1/SP2/エルヴァ」と同じようにハードトップやソフトトップが採用されない完全なオープンモデルとなるため、雨風等の悪天候で乗ることは推奨されないでしょう。

最後に新型「V12スピードスター」は、2021年の春ごろに出荷を開始する予定とのことで、早くとも3月に開催されるスイス・ジュネーブモーターショー2020に出展される可能性が高そうです。

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Reference:motor1.com