東京オートサロン2020の問題と闇。なぜ開催初日の関係者時間にローアングラーが存在するのか→ヤフオクやメルカリにて高額転売されている関係者特別パスを購入しているから

2020-05-27

~やはり今年も問題視されている車イベントでのローアングラー問題~

さて、東京オートサロン2020開催の度に、とにかく問題となっているローアングラー問題。
展示車両に華を添えるコンパニオン(中には過激な衣装に身をまとう女性も多数)を目的に、常軌を逸した距離まで詰め寄り、局部などを下から撮影するカメラマンのことを指しますが、こういった人物がオートサロン開催初日の”メディア関係者”しか入場できない時間帯に撮影し、そのあまりの行き過ぎた行為にコンパニオンも非常に困惑。

なぜこういったローアングラーが、メディア関係者しか入場できない時間帯に入場することができるのでしょうか?


~転売されているチケットを購入しているから~

その答えは非常に簡単で、インターネットオークションサイトのヤフオクやメルカリにて転売されている関係者特別専用チケットパスを購入しているからですね。
これを購入することで、いとも簡単に一般の方も関係者の仲間入りとなり、だれよりも早い時間帯にスムーズに入場することが可能になります。

その代わり、こうした紙切れでも1万円以上というとんでもない高額値が付いていますが、すぐに完売してしまうのが凄いところ(中には1枚あたり3万円に迫る専用パスも即完売している)。

こちらも同様ですね。
専用パスすべてが完売していることがわかります。

なお、こう言った転売行為やローアングラーによる迷惑行為は以前から大きな問題となっているものの、一向に改善されることなく今日に至ります(そもそもチケット不正転売禁止法に抵触していないのかも気になる…)。
「東京オートサロン2020=女性コンパニオンがメイン」というイメージが強いのか、女性コンパニオンの衣装も年々過激になっているようにも思いますし、それを目的にローアングラーによる撮影もヒートアップし、その撮影した写真や動画をヤフオクにて販売するという手口が毎年必ず行われています。

こういった問題を厳しく取り締まることは中々難しいのかもしれませんが、やはりここまでしつこく際どい撮影をされるのは、コンパニオンにとっても決して良い気分はしないでしょうし、何よりもメインはクルマなわけですから、その点をはき違えて嫌がる女性ばかりを撮影するのはさすがに違うんじゃないか?と思うのが正直なところです。

ちなみに、コチラが実際にヤフオクにて出品されているオートサロンのコンパニオン写真や動画。
一番上の商品は、東京オートサロン2020初日に撮影されたものだそうで、かなり際どいショットばかりが収められています。

東京オートサロン2020の出展詳細はこちらにてまとめております。

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