ライバルはやはりレクサス「LS」?韓国ジェネシスのマイナーチェンジ版・新型フラッグシップセダン「G90」は約800万円から販売へ。最上位クラスで約900万円から

2020-05-27

~ジェネシスは更にラグジュアリー性を高めたフラッグシップモデルを発表へ~

韓国の自動車メーカ・現代自動車(ヒュンダイ)の上位ブランドとなるジェネシスは、先日ロールスロイス「カリナン」を意識したかのような新型ミドルサイズSUV「GV80」を世界初公開しましたが、今回はフラッグシップセダンとなる「G90」の詳細並びに車両本体価格を明らかにしました。

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今回発表された個体は、ジェネシスが2017年に最上級はローカーとしてデビューした一台であり、そのマイナーチェンジ版という形でデザイン性を一部改良し、更には新機能も充実させたことで価格帯もそこそこにアップしています。


~グレードは大きく2種類であるものの、そこまで大きな価格差ではない?~

2020年モデルとして登場する新型「G90」ですが、大きくは2グレードラインナップされるとのことで、一つは排気量3.3L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載する「Genesis G90 3.3T Premium」。
これについては韓国・起亜「スティンガーGT」同様のユニットを搭載しつつ、最高出力365hpを発揮します。

そして上位グレードには排気量5.0L V型8気筒エンジン(最高出力420hp)を搭載する「Genesis G90 5.0 Ultimate」がラインナップされます。

いずれの個体も、標準モデルは後輪駆動(FR)を搭載し、トランスミッションは8速ATとなりますが、四輪駆動モデルに関しては+27万円アップにて設定可能に。
そして気になる車両本体価格についてですが、エントリーグレードの「Genesis G90 3.3T Premium」が約800万円からとなり、上位グレードの「Genesis G90 5.0 Ultimate」は約870万円からの販売となります(価格差は意外にも小さめの約70万円)。

四輪駆動モデルになると、それぞれ約830万円/約900万円と高額になりますが、競合モデルとなるレクサス「LS」のエントリーモデルでも999.6万円からの販売となるため、それに比べるとかなり価格帯を抑えたものになっていますね。

~ジェネシスが最も力を入れているのはコストパフォーマンスかもしれない~

既に韓国市場では高い注目を受けているジェネシス「G90」ですが、アメリカ市場ではこうした超巨大フロントグリルがウケるのかどうかは微妙。
おそらくBMW「7シリーズ」やアウディ「A8」、メルセデスベンツ「Sクラス」、そしてレクサス「LS」の対抗馬となるわけですから、コストパフォーマンスという点でどれだけリードできるのかがキーポイントなのではないかと思いますね。

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Reference:motor1.com