スズキ新型「ハスラー/ジムニー」をライバルとしたダイハツ新型「TAFT(タフト)コンセプト」の細部を見ていこう!何と電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド付き、更にはサンルーフも付いた豪華仕様【動画有】
~改めて新型「タフト・コンセプト」はこのまま市販化されれば物凄い人気を得るかもしれない~
先日、どこよりも早くダイハツの新世代コンセプトモデル「タフト・コンセプト(Daihatsu TAFT Concept)」をご紹介しましたが、今回インテリアをメインに細かくインプレッションしていきたいと思います。
新型「タフト・コンセプト」は、2020年夏ごろに市販化を想定した一台ということで、ただダイハツの開発陣曰く「本格的な市販モデルは更にデザインが変更される」とのことなので、ここからもう少し現実的でダイハツらしい一台に変化するのではないかと思います(足元のホイールデザインはコンセプトをそのまま流用するとの情報も)。
そして今回もプレビュー動画を公開しているのは、自動車系ユーチューバーのroom My hobbyさん。
いつも鮮度の高い新型車を最速アップしていますので、是非ともチェックしていただけたらと思います。
~とりあえず見た目やサイズ感、そして道具感はスズキ新型「ハスラー/ジムニー」と良い勝負をしている~
外観については、前回の記事にて一通りご紹介したので省略しますが、改めてチェックしておきたいポイントだけを見ていきましょう。
デザインベースについてですが、2019年10月に開催された東京モーターショー2019にて出展の「WakuWaku(ワクワク)コンセプト」だと思われ、トーンダウンしながらもガラスルーフの採用やフラットで使い勝手の良い荷室空間を提供する”道具感満載”の一台となっています。
気になるボディサイズについては、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,630mmと軽自動車規格としてはギリギリのサイズ感といったところでしょうか。
そして新型「タフト・コンセプト」の直接的な競合モデルとなるスズキ新型「ハスラー(Suzuki Hustler)」ですが、こちらも全長と全幅は同じものの、全高は少し高めの1,665mmとなっています。
ただ、オートサロン会場にいらっしゃったダイハツ開発陣のコメントによると、「タフトに直接的なライバルは存在せず、スズキ新型ハスラーのような柔らかい印象でもなく、新型ジムニーのような硬派なモデルでもない、その中間的な立ち位置を担う新たなモデルになる」とのことで、おそらくではありますがスズキ「スペーシア・ギア」の更なるアクティブ版に近いモデルになると予想される一方、ダイハツとしても独自のスタイルを貫くモデルとして発表したかったのかもしれませんね。
っとは言いながらも、世間的にはスズキ新型「ハスラー(Hustler)/ジムニー(Jimny)」を競合視したモデルであると考えているでしょうし(実際にカーメディアもそのように大々的に取り上げている)、スズキ側もダイハツ新型「タフト・コンセプト」は相当に注目しているのではないかと思われます。
パワートレインについては、軽自動車規格に合わせた排気量660cc 直列3気筒ターボエンジン、トランスミッションはCVT、駆動方式は2WD(多分FF)、そしてタイヤサイズは165/65R15となっています。
~今回の目玉となる新型「タフト・コンセプト」のインテリアを見ていこう~
そしてここからが最も気になっていたであろうインテリア。
まずは運転席側の内ドアパネルですが、基本的にはシボ調のハードプラスチックを採用し、レザーやファブリックなどは設定していませんね。
アウトドアを意識したモデルなだけあって、防汚対策としてハードプラスチックにてまとめているのでしょうね。
そしてこちらはインテリアシート。
おそらくシートマテリアルは撥水ファブリックではないかと思いますが、ハニカムデザインや迷彩をあしらう辺りは中々にオシャレ。
オレンジのカラードステッチも非常に良いアクセントになってますね。
こちらは運転席周りとダッシュボード。
ところどころにオレンジのアクセントが入ったオーナメントパネルがアクティブ感を演出していますね(これは凄く良い)。
こちらは運転席周り。
エンジンスタータースイッチは右側のドリンクホルダー下に搭載。
エアコンの吹き出し口周りのオレンジがかなり良い味を出しています。
エンジンスタータースイッチの下には、クリアランスソナーやオートクルーズコントロールスイッチも搭載されていますね。
こちらは運転席側のメータ類。
加速度メータなどはアナログ針で非常にシンプル。
中央には4.2インチサイズと思われるTFTマルチカラーインフォテイメントシステムが搭載されています。
こちらはインパネ回り。
てっきりエアコンの吹き出し口周りすべてオレンジのアクセントカラーが追加されているのかと思いきや、センターの横向きの吹き出し口にはオレンジを設定しないという謎仕様となっています。
オートエアコンはかなりシンプルと言いますか、道具感を演出するために敢えてレトロにしているのかもしれません。
オートエアコン関係の下にはフロントシートヒータスイッチやスマートフォン充電用のUSBポート等が設定されていますね。
~電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドは重要トレンドに?~
そして一番の注目といっても良い電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能スイッチ。
これは現在ダイハツにてラインナップされる軽自動車では設定されていないので、おそらく市販モデルでも本格的に採用してくるでしょうね。
そしてこちらもかなり珍しいサンルーフ。
おそらくメーカオプション扱いではないかと思いますが、是非とも設定しておきたい装備だと思います(ただし車体重量が一気に重くなるので非力感は感じるかもしれません…)。
こちらは後席用の内ドアパネル。
フロントに比べて全く色味が異なっていますね。
オールハードプラスチックという潔さも中々に良いかもしれません。
リヤシートはこんな感じ。
フロントシートに比べてオレンジのカラードステッチが入っていないので安っぽさはありますが、十分なデザインではないかと思います。
こちらはリヤトランク。
後席を倒さなくても十分な荷室容量となっています。
後席を倒すとこんな感じ。
長尺物も普通に乗せることができそうですね。
なお新型「タフト・コンセプト」は、2020年夏ごろに発売予定で、春頃には徐々にディーラにも情報が入ってくるとのこと。
詳細な情報が入り次第、当ブログでも展開していきたいと思います。
【ダイハツ 新型 タフト コンセプト 実車見てきたよ☆電動P搭載!WakuWakuする軽クロスオーバー!スズキ ハスラーの強力ライバル間違いなし!DAIHATSU NEW TAFT Concept】