【世界限定9台のみ】ランボルギーニ「ヴェネーノ・ロードスター」がオークションに出品されることが判明!オーナーは「ラ・フェラーリ/ラ・フェラーリ・アペルタ」等を所有するサウジアラビアの大富豪だ

2020-05-27

~まさか2年連続で「ヴェネーノ・ロードスター」がオークション出品されるとは…~

ランボルギーニが同社創業50周年を記念して世界限定9台のみ販売した「ヴェネーノ・ロードスター(Lamborghini Veneno Roadster)」。

「ヴェネーノ」は、スペインのアンダルシアにあるサンルーカル・デ・バラメーダ闘技場にて行われた闘牛において、闘牛士ホセ・サンチェス・ロドリゲスを死亡させた闘牛の名にちなんで名づけられていますが、一方でスペイン語では「毒」の意味も持つ何とも過激な一台。

そして今回、何とこのモデルが2020年後半にパリにて開催されるRMサザビーズオークションにて特別に出品されることが明らかとなりました。

「ヴェネーノ・ロードスター」のオークション出品といえば、昨年に赤道ギニアの独裁大統領であるテオドロ・ンゲマ・オビアン・ムバソゴ氏の息子である、テオドロ・ンゲマ・オビアン・マングエ氏から押収した一台(ボディカラーはビアンコ・アボリオ)にも含まれていて、その際には約9億円というとんでもない価格(新車販売価格の約2倍)にて落札されましたね。

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~オーナーは当ブログでも何度もご紹介した”あの”サウジアラビア王子!~

そして今回出品される個体は、サウジアラビアでもトップクラスの資産を持つ@b14(本名:バドル・ビン・サウード(Badr Bin Saud))氏のメガスーパーカーコレクションの一部とのことで、こちらも昨年に自動車系ユーチューバーのShmee150氏が動画としても取り上げた一台となります。

※補足ではありますが、彼は世界でも2台しか存在しないブガッティ「ヴィジョン・グランツーリスモ(VGT)」や「シロン」を世界で一番最初に納車させたり、「ラ・フェラーリ/ラ・フェラーリ・アペルタ(アペルタはワンオフ!)」やケーニグセグ「レゲーラ」、ポルシェ「918スパイダー」、パガーニ「ウアイラ・ロードスター」はもちろん、ヨットやクルーザー、プライベートジェット、そして戦闘機といったとんでもない乗り物を多数所有することでも有名。

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製造番号としては、9台中2台目ということでほぼほぼ最初の方に納車された個体であり、マットブラックをベースとしつつ、ライムグリーンのピンストライプが入った個性的な一台に仕上げられます。
ちなみにインテリアにおいても、外観同様にライムグリーンとブラックのレザーに仕上げられた統一感のあるカラーリングに設定。

走行距離は僅か450kmと非常に少なく、ボディには全く傷がついておらず、加えてエンジン等のメンテナンスも定期的に行っているため、ほぼほぼ新品に近い一台となっています。

なおパワートレインは、プラットフォームやエンジンが「アヴェンタドール」ベースとなっているため、排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力750psを発揮(アヴェンタドールSVと同じスペック)。
直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が2.9秒、最高時速は355km/hにまで到達します。

~気になるその予想落札価格は?~

気になる予想落札価格については、約5.5億円~約6.7億円とかなり控えめではありますが、おそらくこれよりも更に高額落札されることが予想されますね。

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Reference:RMSotheby’s