韓国ジェネシスが新型ミドルサイズSUV「GV80」の詳細情報を公開!ロールスロイス/ベントレーを意識したラグジュアリー、アメリカ市場にも導入予定!

2020-05-27

~価格は不明ながらも以外にも売れるかもしれない~

韓国の自動車メーカ・現代自動車の上位ブランドであるジェネシスが、最新ミドルサイズSUVモデル「GV80」の公式画像並びに詳細情報を発表しました。
これまで、度重なるティーザー画像やリーク画像が公開されてきた新型「GV80」ですが、今回ようやく公開されたその姿を見ていくと、ベントレー「ベンテイガ(Bentley Bentayga)」やロールスロイス「カリナン(Rolls-Royce Cullinan)」を意識したかのようなラグジュアリーSUVを目指す一台だと考えらえますね。


~コンセプトデザインを忠実に再現した近代的且つジェネシスらしい一台~

デザインとしては、2017年に公開されたコンセプトモデルがベースになっているとのことで、元々三角形のフロントグリルから、盾形紋章グリルへと変更されつつ、しかしフロントの4灯式となるクワッドランプはそのまま再現したキープコンセプト仕様となっています。

リヤプロファイルを見ていくと、フロント・リヤフェンダーは同色素地を採用することでチープ感を無くし、且つすっきりとしたデザインにまとめられていますね。
足元には22インチの大口径アルミホイールが装着され、非常にダイナミックでスポーティな印象を与えています。

更にリヤテールランプのデザインは、フロントヘッドライト同様にクワッド式のスプリットテールライトを採用し、ルーフから伸びるスポイラーも中々にシンプルでまとまりがありますね。
トランクリッドの微妙なリップスポイラーも確認できますが、個人的には無くても良かったかな?と思ったり。
ちなみに、ドアやフード、テールゲートを含む多くのボディパネルが軽量仕様のアルミニウムを使用しているとのことで、それなりにコストはかかっていると予想されます。

~インテリアはラグジュアリーを意識したデザイン~

インテリアはかなりのラグジュアリー仕様。
ステアリングホイールが2スポーク式というのがちょっと気になりますが、本革巻き仕様で高級感はありますね。

メータ類はフルデジタル仕様のインストルメントクラスターを採用し、センターダッシュボードには14.5インチのインフォテイメントワイドスクリーンを搭載しています。

こちらはセンターコンソール。
エアコン関係のスイッチはパネル式ではなく物理スイッチ式というのが良いですね。
非常にシンプルで操作性も中々に高そう。

~機能性や先進性も充実~

その他の機能性においては、ロードノイズをリアルタイムで分析し、わずか0.002秒で逆位相の音波を生成するロードノイズアクティブノイズコントロールシステムを採用しているそうですが、これにより非常に静粛性の高い走りを実現しているとのこと。

安全性においては、乗客が側面衝突によって頭部の外傷を可能な限り小さくすることを目的とした前席中央サイドエアバッグを含む10のエアバッグを標準装備し、更にはスマートクルーズコントロールや前方衝突回避支援、後方衝突回避支援、高速道路支援システムといった安全予防システムも充実。
足回りについては、フロントカメラを使用することで路面を分析し、それに応じてサスペンションを調整するロードプレビュー付き電子制御サスペンションシステムも搭載しているとのこと。

~エンジンはディーゼルのみ。その後2種類のガソリンエンジンをラインナップ~

続いてパワートレインについてですが、最初は排気量3.0L 6気筒ディーゼルターボエンジン(最高出力274hp/最大トルク589Nm)モデルを販売する予定で、その後市場に応じて2種類のガソリンエンジンをラインナップするとのこと。

1つ目は、エントリーモデルとなる排気量2.5L 直列4気筒ターボチャージャーエンジン(最高出力300hp/最大トルク422Nm)で、2つ目の上位モデルでは、排気量3.5L V型6気筒ターボチャージャーエンジン(最高出力375hp/最大トルク530Nm)をラインナップする予定となっています。

なお駆動方式については、後輪駆動(FR)が標準で、四輪駆動(AWD)がオプションにて設定可能に。
新型「GV80」は、2020年1月中に韓国市場にて販売される予定で、その後アメリカ市場でも販売を予定しているとのことです。

【FIRST LOOK: 2020 Genesis GV80】

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Reference:CARSCOOPS