スバル「インプレッサ/レガシィ」に新年一発目の国内リコール。エアバッグの不具合やシートベルトがロックされない恐れアリ等

2020-05-27

~そこまで大げさではないものの、最悪のことを想定すると命に係わる恐れも~

スバルの主要モデルとなる新型「インプレッサ」1車種・計150台に早くもリコール。

リコールの内容としては、後部座席中央用シートベルトにおいて、組付設備の調整が不適切なため、シートベルトロック機構部のスプリングが屈曲して組付けられたものがあるとのこと。
そのため、当該スプリングが構成部品と干渉し、シートベルトが素早く引き出された際にロックしないおそれがあるとしてリコールを発令しています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生ておらず、社内からの情報により明らかになったそうです。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[インプレッサ]
・DBA-GK2/GK2-007799~GK2-007847/令和元年8月23日 ~ 令和元年9月10日/49台

・DBA-GK3/GK3-007103~GK3-007139/令和元年8月23日 ~ 令和元年9月10日/37台

・DBA-GK6/GK6-008692~GK6-008725/令和元年8月23日 ~ 令和元年9月10日/34台

・DBA-GK7/GK7-016226~GK7-016255/令和元年8月23日 ~ 令和元年9月10日/30台

改善措置としては、全車両、後部座席中央用シートベルトを良品に交換するリコール作業を実施するとのことです。


~エアバッグの不具合についてはどうすることもできない~

続いては、旧型の「インプレッサ」1車種・計12,611台に大量リコール。

リコールの内容としては、助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化す
ることがあるとのこと。
このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがあるとしてリコールを発令しています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生ておらず、部品メーカからの情報により明らかになったそうです。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[インプレッサ]
・LA-GD2/GD2-003194 ~ GD2-011611/平成16年 1月 8日~平成19年 4月20日/653台

・LA-GD3/GD3-002605 ~ GD3-007692/平成16年 1月13日~平成19年 4月20日/405台

・TA-GDA/GDA-014016 ~ GDA-021585/平成16年 1月 6日~平成19年 4月23日/1,249台

・GH-GDB/GDB-025347 ~ GDB-042653/平成16年 1月 6日~平成19年 4月23日/2,725台

・DBA-GDC/GDC-002003 ~ GDC-002370/平成18年 6月 7日~平成19年 4月23日/58台

・DBA-GDD/GDD-002003 ~ GDD-002230/平成18年 6月 8日~平成19年 4月13日/36台

・LA-GG2/GG2-047523 ~ GG2-089937/平成16年 1月 6日~平成19年 4月24日/4,149台

・LA-GG3&TA-GG3/GG3-028787 ~ GG3-052655/平成16年 1月 6日~平成19年 4月23日/2,190

・TA-GG9/GG9-010060 ~ GG9-010204/平成16年 1月 7日~平成16年 4月26日/15台

・TA-GGA/GGA-010717 ~ GGA-015101/平成16年 1月 6日~平成19年 4月18日/553台

・DBA-GGC/GGC-002001 ~ GGC-004339/平成18年 6月 6日~平成19年 4月23日/360台

・DBA-GGD/GGD-002002 ~ GGD-003280/平成18年 6月 8日~平成19年 4月20日/218台

改善措置としては、全車両、助手席用エアバッグインフレータを点検し、該当するインフレータが装着されているものは、インフレータを対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。

~まだまだエアバッグの不具合が収まることはなさそう~

続いても旧型「レガシィ」1車種・218台にリコール。

リコールの内容としては、助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化す
ることがあるとのこと。
このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがあるとしてリコールを発令しています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生ておらず、部品メーカからの情報により明らかになったそうです。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[レガシィ]
・TA-BP5&UA-BP5/BP5-002061 ~ BP5-005079/平成15年 4月24日~平成15年 9月 2日/188台

・TA-BL5/BL5-002036 ~ BL5-002361/平成15年 5月13日~平成16年 2月 2日/30台

改善措置としては、全車両、助手席用エアバッグインフレータを点検し、該当するインフレータが装着されているものは、インフレータを対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。

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Reference:国土交通省①国土交通省②国土交通省③