【えっ、また?】フルモデルチェンジ版・ホンダ新型「シティ(City)」に早くもリコールでまたも出荷停止に。新型「N-WGN」の電動パーキングブレーキに続く品質問題も、今回はどこが問題だったのか?

2020-05-27

~まさか新型「シティ」が販売直後にリコールとは…~

ホンダが2019年11月25日にタイモーターエキスポにて発表・発売した、フルモデルチェンジ版・新型「シティ(日本名:グレイス)」に早くもリコール。

ホンダといえば、昨年より何かと大きな話題となった新型「N-WGN」の電動パーキングブレーキ不具合により、発売延期並びに発売直後に出荷・生産停止するなどで、とにかく品質面において多くの問題が発生しました(電動パーキングブレーキの不具合は新型「フィット4」にも影響し、結果的にリヤのブレーキがドラム式からディスク式に変更)。


~リコールの内容は?新型「N-WGN」同様に出荷停止で、生産停止の可能性も?~

そして今回、タイ市場にて販売されていた新型「シティ」においても、タイ・ホンダからの通知書により、正式に出荷停止を指示していたことが発覚しました。
新型「シティ」では、電動パーキングブレーキではなく手引き式のサイドブレーキを採用しているため、メカ的な不具合ではないのですが、どうやらドアの窓周りあるにあるゴムの品質に問題があるとのこと。
厳密な不具合内容までは記載されていませんが、これらのゴムを全て対策品に交換するとのことで、出荷直前だった個体や、既に納車されている個体も全てリコールの対象になっているそうです。

~日本版・新型「グレイス」も2020年後半に登場する?~

ちなみに、新型「シティ」はタイにて開発され、現在はタイのアユタヤ工場にて製造されていますが、2020年後半にはインドのタプカラ工場と日本の寄居工場でも製造することが決定しているとのことで、もしかすると日本市場においてもフルモデルチェンジ版・新型「グレイス」が登場する可能性も高そうですね(まだ明確な情報は無いため何とも言えませんが…)。

新型「シティ」は、今回のフルモデルチェンジによりデザインを大きく一新し、更にボディサイズも全長4,553mm×全幅1,748mm×全高1,467mmとダイナミックに。
フロントLEDヘッドライトや16インチ合金ホイール、LEDテールライト、Apple CarPlayを備える8インチタッチスクリーンインフォテイメントシステム、8スピーカー、クルーズコントロール、VSAといった機能を装備しています。

パワートレインについては、排気量1.0L 直列3気筒V-TECターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力122ps/最大トルク173Nmを発揮。
燃料タンクは40Lで、燃費は23.8km/Lと中々に優秀なスペックを誇ります。
まだ現時点で、このエンジンが他車種に流用されるかは明らかになっていないものの、以前より噂されているホンダ新型「フィット4」の上位スポーツモデルとなる「フィットRS/フィット・タイプR」といったグレードが登場すれば、このエンジンが搭載される?との噂もあるようです。

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Reference:IndianAutosBlog