フルモデルチェンジ版・トヨタ新型「300系ランドクルーザー」には、レクサス「LS500h」に基づくハイブリッドエンジンが搭載される?一方でディーゼルエンジン廃止との噂も

2020-05-27

~そもそも本当に次期「ランクル300」は登場するのか?~

さて、以前より噂されているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型「300系ランドクルーザー(Toyota 300 Land Cruiser)」について。

現在販売されている「200系ランドクルーザー」が2007年に誕生して、今年で13年目を迎えることになりますが、未だ現行モデルの販売・生産終了のアナウンス、更には次期「300系ランドクルーザー」に関する資料がディーラにて配布されていないなか「本当に次期モデルが市販化されるのか?」といった状態が続いております。


~エンジンはやはりレクサス「LS500h」がベースに~

BestCarウェブや海外自動車サイトCARSCOOPSでも取り上げていますが、次期モデルではTNGA-CVとしても知られる新世代ボディオンフレームが採用される上に、大排気量自然吸気エンジンからダウンサイジングターボ+ハイブリッドシステムへと完全移行する?と報道しています。

具体的には、これまで採用されてきた排気量4.6L V型8気筒自然吸気エンジンから、レクサスのフラッグシップセダンモデル「LS500h」にも搭載のエンジンを更に改良した排気量3.5L V型6気筒エンジン+電気モータを組み合わせることで、エンジン出力299ps/最大トルク356Nmにモータ出力とトルクを加えた更にトルクフルなスペックとなり、トランスミッションはCVT/駆動方式は四輪駆動を搭載することが期待されているとのこと。

このほかにも、一部の市場においては排気量4.5L V型8気筒ディーゼルエンジンが使用されているところもありますが、次期モデルではディーゼルエンジンを廃止する?との見方もあるそうで、本格的に排ガス規制に向けてハイブリッドモデルもしくは電化への取り組みが加速する可能性も高いと考えられています。

~トヨタディーラの販売チャネル統合化のタイミングで情報解禁の可能性も~

サイズ感においては、新世代プラットフォームの採用によりホールベースを若干延長させることで、2列目と3列目の足元のスペースに余裕を持たせ、より快適性を高める一台へと進化させる一方、ハイブリッド化による電動モータやバッテリの採用で車体重心を低くし、オフロード/オンロードにおいての走破性と走行性能を高めた一台になることが期待されています。

また一部市場では、2列5人乗り仕様のラグジュアリーグレードや、3列8人乗り仕様のファミリー向けグレード等、ユーザーの要望に見合ったフラッグシップSUVとして更に幅を広げたモデルになるのではないか?とのことですが、これらのオフィシャル情報はまだ何も明らかになっていません。

一応自動車情報誌ベストカーは2020年7月~8月にデビューすると報道しているため、もしかするとトヨタの販売チャネル4店舗の統合化のタイミングである5月頃に合わせて、セールススタッフ向けのマニュアルが配布され、そこから一気に情報解禁となる可能性も高そうですね。

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Reference:CARSCOOPS