香川県にて、トヨタ「ヴォクシー(Voxy)」と軽自動車が正面衝突。軽自動車に乗っていた80代男女が死亡、一方で「ヴォクシー」のドライバは高校の教頭だった模様【動画有】

2020-05-27

~衝撃的な死亡事故の瞬間が公開される~

2020年1月19日の午後2時40分ごろ、香川県高松市の西植田町にある県道13号線(さぬき新道)にて、目の前で走行していた軽自動車がカーブに差し掛かった際、反対車線から黒のミニバン(トヨタ「ヴォクシー(VOXY)」)が曲がり切れずに軽自動車と正面衝突する瞬間が、後続にて走行していたドライブレコーダーの記録にて明らかになっています。

反対車線からドアンダーで車線を跨ぎ、更には軽自動車に正面衝突したミニバンですが、おそらくそれなりのスピードが出ていたと思われ、軽自動車の変形具合も相当なものだと思われますね。


~軽自動車と乗用車でこれだけの被害レベルの差が発生しているのか…~

この事故により、軽自動車に乗っていた3人のうち、高松市川島町に住む児玉昭満さん(87)と妻の正子さん(81)の2名が頭などを強く打って死亡し、軽自動車を運転していた息子の53歳男性が意識不明の重体になっているそうです。
一方でミニバンに乗っていた52歳の会社員女性は頭を強く打つなどの重体で、更にこの女性の娘となる16歳の高校生が軽いけがをしたとのこと。

そして今回の事故の原因を生み出してしまったミニバンのドライバで県立高校松北高校の教頭でもある川田倫寛 容疑者(54)が、過失運転障害の疑いで現行犯逮捕されたとのこと(白い軽自動車の運転席をチェックしている男が川田容疑者)。

なお、今後は過失運転致死に切り替えて事故の原因を詳しく調べるとのことですが、ドライバはもしかすると居眠り運転もしくはわき見運転をしていた可能性も高そう。

それにしても…今回の事故の瞬間をドライブレコーダーにて記録していたドライバも、それなりに車間距離を空けていたこともあって事故に巻き込まれずに済んでいますが、もう少し車間距離が近ければ確実に事故に巻き込まれ、更に被害が拡大していた恐れもあったわけで…
最近では、前方車両との車間距離を詰めてあおり運転をする人も多くいますが、今回の事故をきっかけに、改めて車間距離を空けることの重要さと、あおり運転をすることによるリスク・危険性を強く認識することができるのではないかと思いますね。

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Reference:NHK NEWS WEB