レクサス新型「LFA」はこうなる？というレンダリングが公開。スピンドルグリル採用で、「LC」風のラグジュアリー性も持ち合わせたスペシャリティモデルに
～個人的に「LFA」は今のモデルで完成していると考えている～
レクサスとヤマハが共同開発にて生み出した究極のサウンドを解き放つ国産スーパーカー「LFA」。
世界限定500台のみ販売され、そのうちの50台が特別仕様車となる「LFA”ニュルブルクリンクパッケージ”」として販売されましたが、この個体は2012年末に500台すべて製造完了したものの、2017年には3台、2018年には2台、そして2019年には3台を新車として販売・納車を完了させています(アメリカのレクサスディーラがストック車両として12台保管していた)。
そんなレクサスを代表するスーパースポーツが、2020年以降に新型モデルとして登場したら？というレンダリングが公開されています。
海外サイトのCarLifestyleが公開した今回のレンダリング画像ですが、ベーススタイルは世界限定50台のみとなる「LFA”ニュルブルクリンクパッケージ”」と同じで、フロントにカーボンファイバ製カナードや巨大リヤウィング、マルチスポーク鍛造アルミホイール、更にはフロントエプロンを装着したゴリゴリスタイルに仕上げられていますね。
～レクサスの定番ともいえる三眼LEDとスピンドルグリルは外さないだろう～
更にフロントエンドのデザインを見ていくと、近年のレクサスの象徴ともいえるスピンドルグリルがダイナミックに採用され、両サイドのインテークは「LFA」のデザインを上手く踏襲。
フロントヘッドライトも、レクサスを象徴させる三眼タイプの小型フルLEDヘッドライトと、L字型のLEDデイタイムランニングライトを搭載していますね。
パット見た感じでは、「LFA／LC」を足して2で割ったようなマッシュアップデザインではありますが、もしもレクサスが次期スーパースポーツを市販化するのであれば、スピンドルグリルは積極的に採用してくるのではないかと予想しています。
そして気になるパワートレインについてですが、やはり「LFA」の大きな特徴でもあるヤマハ製V型10気筒自然吸気エンジンを搭載してほしいところですが、環境法規制や海外の騒音規制の絡みで採用する可能性は限りなく低いでしょうね(フェイクサウンドなら採用できそうですが…)。
～「LFA」の市販化にはメディアの情報拡散力やユーザーの声が命になってくる～
ちなみにレクサスは現在、”F”の名を持つ「GS F／RC F」といったハイパフォーマンスモデルを販売する一方、「LFA」の後継モデルが登場する？との噂も以前からあるそうで、更には開発も密かに進められているのでは？との話もあるとのこと。
そして自動車ニュースAutocarがレクサスLCのチーフエンジニアを担当した佐藤恒治 氏とのインタビューにて、「LFAの後継モデルは私も誕生させたい。しかし、これは私の想いだけでなくメディアを通してみなさんが強く希望しなければ実現できないことである」とコメントしており、いわゆる「お客様の声」を重要視して需要があるのか無いのか、市販化するべきかどうかを判断し、その一つのきっかけとして拡散能力を持つメディアに委ねている部分もあるそうです。
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