アルファロメオが6月24日に最新モデルを発表へ。過去にリークしたコンパクトSUV「トナーレ」が遂に登場か?

2020-05-27

~コンパクトSUV以外にもグランドツアラー(GT)の可能性も~

アルファロメオといえば、2019年のアメリカ市場での年間販売台数が全ラインナップあわせて僅か18,292台と非常に少なく、2018年の23,800台に比べて-23%減という結果となり、FCAの期待に応えることができなかった1年となりましたが、こうした販売低迷の苦難を乗り越えるべく、2020年6月24日に最新モデルが登場することが明らかとなりました。

イタリアの自動車ニュースサイトMotori Onlineによると、詳細となる車種については謎のままですが、おそらくコンパクトSUVの可能性が高く、その一方でグランドツアラー(GT)モデルの登場の可能性もあるとのこと。


~年内に発表するだけで市販化は更に翌年の可能性も?~

またMotori Onlineによれば、前回アルファロメオが発表したロードマップを参考にすると、PSAグループのプラットフォームを採用することで、C-UVと呼ばれるコンパクトSUVもしくはマイナーチェンジ版「ジュリア」となる可能性が高く、しかしそれぞれのモデルは2021年と記載していることから、あくまでも年内に発表されるだけになるかもしれませんね(市販化までには漕ぎつかない?)。

ちなみに、年内に発表される予定のコンパクトSUVモデルは、2019年にリークされた「トナーレ(Tonale)」である可能性が非常に高く、「ステルヴィオ(Stelvio)」よりも下位グレードの最も安価なSUVとして高い人気を得るかもしれません。
プラットフォームについては、先述の通りPSAグループが採用するプジョー新型「2008」と同じものを共有するとのことですが、パワートレインについては今のところ未定。

新型「2008」のエンジンを参考にすると、排気量1.2L 直列3気筒エンジン(最高出力100hp/130hp/155hp)と、排気量1.5Lディーゼルエンジン(最高出力100hp/130hp)といった低排気量ユニットに加えて、PHV(プラグインハイブリッド)も設定してくる可能性がありますが、価格帯についてもどこまで安価に設定していくるかが注目されるところ。
そしてその翌年となる2022年には、完全未発表モデルとなるコンパクトクロスオーバー「B-UV」が登場する予定ですが、恐らくこれも電動パワートレインを搭載しての登場になるかと思われます。

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Reference:motor1.com