フルモデルチェンジ版・フォルクスワーゲン新型「ゴルフ8」とトヨタ新型「GRヤリス」が台湾にて登場!早速実車インプレッションしていこう

2020-05-27

~どちらもこれまで見たことのなかった特殊な色味と組み合わせだ~

欧州市場をメインに既に高い人気を得ているフォルクスワーゲン新型「ゴルフ8(Volkswagen Golf8)」と、現在日本市場にて先行受注を受け付けているトヨタ新型ホットハッチモデル「GRヤリス(Toyota GR Yaris)」。
それぞれのモデルが、台湾にもようやく上陸したそうで早くも問い合わせが多いようです(但し正式に市販化するとのアナウンスはされていない模様)。

それでは早速、今回台湾にて公開された各モデルの簡易的なインプレッションをしていきましょう。


~まずは新型「ゴルフ8 R-Line」を見ていこう~

まずはフォルクスワーゲン新型「ゴルフ8」。
今回のフルモデルチェンジにより、フロントヘッドライトやフロントロアグリルデザインが一新。
しかもグレードは上位スポーティのR-Lineということで、従来グレードとは異なり、フロントロアグリル部がブラックにペイントされて非常に引き締まった顔つきになっていますね。

ボディカラーもダークグレー系と非常に渋く、これまで公開されてきた新型「ゴルフ8」には無い組み合わせだと思います。

リヤデザインはこんな感じ。
リヤテールランプは少しワイドになり、”GOLF”バッジはセンターエンブレムの直下に移行され、「アルテオン(Arteon)」と同じように。
そしてリヤエキゾーストフィニッシャは両サイド2本出しになっていて、ダミータイプではなくしっかりとマフラとしての役目を果たしているところはさすが(アウディでも頻繁的にダミーマフラを採用しているのはちょっと残念)。

エキゾーストフィニッシャ周りのリヤディフューザーはピアノブラック調にペイントされていますね。高級感も加味されてグッド。

インテリアはこんな感じ。
これまではフルデジタルインストルメントクラスターやナビゲーションディスプレイにばかり注目していましたが、センターコンソールやシートも簡単にチェック。
先代の「ゴルフ7.5」とは異なって、センターシフトノブが非常に短くなり、ゲート式ではなくシンプルに前後させるだけのジョイスティックタイプに変更(パーキングスイッチは別に設けられていますね)。

手前の電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドの配置は特に変わらずですが、このあたりの質感は結構高くなっているのではないかと思います。

そしてシートはファブリックと合成皮革?のコンビシートっぽいですが、この辺りはオプションによって本革も選べる可能性も高そう。

運転席周りはこんな感じ。
しっかりとフラットボトム形状のステアリングに変更され、スポーティ感が増していますね。
ステアリング上のスイッチやオーナメントパネルがピアノブラックに仕上げられていて、こちらも高級感がアップされています。

~意外と初めて見た気がする新型「GRヤリス」のブラックカラー~

こちらはトヨタ新型「GRヤリス」。
ボディカラーはプレシャスブラックパールで、見る角度によってはラメっぽい輝きもある上品なブラックではないかと思います。
ブラックのボディカラーに、ブラックのフロントグリルは境目が無くてわかりにくい?と思ったりもしましたが、こうして実車で見てみると意外にもメリハリはしっかりと効いていますし、グリルの存在感が際立っているようにも思えます(とりあえずフロントフェイスはワイドでワイルド)。

こちらはリヤプロファイル。
リヤフェンダーの張り出しもエグイですが、この角度から見るとお尻が付き上げているからなのかホットハッチというよりも、コンパクトSUVの「C-HR」っぽくも見えますね。

こちらはリヤフェンダー。
張り出し方が凄いなコレ…全幅1,805mmもあるため日本市場では必然的に3ナンバーモデルとなるわけですが、やはり現車を見てその迫力を見てみたいのも正直なところ。
日本市場では既に2,000件の先行受注が入っているそうですが、おそらくディーラには展示車もしくは試乗車が入ってくると思うので、そこで一度実車を拝見してみたいところです。

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