完成度高けぇなおい!フルモデルチェンジ版・北米仕様スバル新型「アウトバック」を国内初インプレッション。大型ナビの操作性や後席シートの広さ・質感などはいかに?【動画有】

2020-05-27

~誰も予想していなかった新型「アウトバック」のサプライズ登場~

2月上旬に開催されたゲレンデタクシー&SUBARU冬のオフ会にて、何とサプライズ登場したスバルのフルモデルチェンジ版・新型「アウトバック(Subaru New Outback)」。
北米仕様ということもあって左ハンドルではありますが、日本国内初でのナンバープレート装着&国内初走行が行われた希少な一台となります。

日本での市販化はまだまだ先とのことですが、今回のインプレッションにて間違いなく”売れる一台”であることを確信づける魅力あふれる装備内容に仕上がっていますし、一つ一つの装備内容を見るたびに「完成度高けぇなおい!」と唸らせるほどとなっています。

早速インプレッション動画をチェックしていくと、フロントマスクは北米仕様の新型セダン「レガシィ(Legacy)」同様、ド派手な外観を得たわけではなく、むしろデザイン性においては非常に落ち着いた感じになり、フロントグリルもシャープに仕上がっています。

フロントヘッドライトのハウジングがより立体的に変化したためか、「アウトバック」の表情が洗練され、ちょっと愛着を持てるような感じになっているのは高評価。
今年秋ごろに発売することが決定した新型「レヴォーグ(Levorg)」を想起させるようなエッジの効いたデザインだと思います。


~新型「アウトバック」の細かいインプレッションを行っていこう~

足元のアルミホイールやリヤフェンダーはこんな感じ。
現行モデルに比べて全長4,860mm×全幅1,855mm×全高1680mm、ホイールベース2,745mmと現行モデルに比べてほとんど変わらないサイズ感ではありますが、リヤフェンダーの張り出しが強くなったようにも思えますね。

なお新型「アウトバック」では、スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)を採用することにより、オフロード走行の際にはアプローチ・デパーチャーアングルが高まったことで、非常にタイトな悪路でも問題なく走破できるということがポイントとなり、更に四輪駆動を標準装備しているため、全く舗装されていない悪路でも力強く走り抜けることができるともいわれています。

その他にも、オンロードやオフロードでも十分そのスペックを発揮できるサスペンションが更にアップグレードされ、シャシー全体の剛性が強化されているので、特にオンロードでの騒音の低減や際どいコーナリングでの走行性能を提供するため、もしかすると新型「アウトバック」がオン・オフロード全てを十分に満たすことのできるオールラウンダーな一台になるのではないかと思います。

こちらはサイドスカート部分。
プラスチックのプロテクタパーツを装着していますが、こうして複雑な形状を持たせたパーツは魅力的で、オフロードというよりもアクティブ感を強めています。

こちらはルーフレールとシャークフィンアンテナ。
ルーフレールにはプラスチックのプロテクタパーツを装備。

リヤテールランプは立体的になるも…?

そしてこちらはリヤテールランプ周り。
より立体的になったC字形状のリヤテールランプは非常に魅力的ですが、リヤウィンカーは上の赤丸の通り豆球式となっているのが残念。おそらくバックランプもバルブ式なのではないかと考えられます。

~男心をくすぐる非接触式の電動テールゲートは必見!~

そして個人的に感動したのが、こちらの非接触式のハンズフリーパワーリヤゲート。
車体の下に足を通すのではなく、手をリヤエンブレムにかざしてみると…

こんな感じで電動でオープンするという仕組み。
何とも男心をくすぐるようなオープン方法ですが、実用性はちょっと抜きにして、あの真面目なスバルがこうした遊び心を持たせた機能を採用するというギャップには心動かすものがありますね。

トランク容量はこんな感じ。
キャリーケースや紙袋、ジャンバー等の荷物は十分積載できそうですが、ちょっと奥行きがなさそうなのが残念。

~今回のPRポイントとなる11.6インチフルHDディスプレイの操作性は?~

そしてここからがインテリア。
今回のフルモデルチェンジにより、インパネには無駄な物理スイッチを無くして、11.6インチのフルHD縦型ディスプレイを採用。
このタッチパネルにてエアコンの操作やナビゲーションの操作、更にはミュージックなどの操作も行うことが可能になります。

ディスプレイのタッチレスポンスは結構良さそう。
北米仕様なので、全て英語表記というのも良いですね。

~後席の座り心地や広さはどうだ?~

続いては後席インプレ。
後席は結構快適そう。膝先がフロントシートバックに当たらず、少し足を伸ばせる感じでしょうか。

そしてこちらは格納式のリヤアームレスト。
ドリンクホルダーも付いていて非常に便利です。

こちらは後席用のUSBポート2口と、後席シートヒータを装備していますね。
しかも後席シートヒータは2段階調整ができるのも有難いです。

最後はエンジン。
エンジンボンネットはさすがにシリンダ式ではないですね。
パワートレインは、排気量2.4L F24型水平対向4気筒直噴ターボエンジンを搭載するとのことで、6気筒の代わりになり得るトルク感と上質感を兼ね備えたエンジンだそうです。

【新型アウトバック(北米仕様)国内初動画レポート! SUBARU OUTBACK】

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