ブガッティ新型「シロンR」?謎のベールに包まれた新型車が南アフリカにて目撃される。どうやらジュネーブに向かい、3月開催のジュネーブモーターショー2020にて特別出展か?!

2020-05-27

~「シロン」も残り生産台数は100台未満。このモデルも100台未満の中に含まれている~

ブガッティは以前、世界限定500台のみ販売の「シロン(Bugatti Chiron)」をベースに、更に「EB110」のオマージュモデルとなる世界限定10台のみ発売(その価格は約10億円)の「チェントディエチ(Centodieci)」を発表・発売したばかりではあるものの、今度は「シロン」をベースにした特別な派生モデルと思われる「シロンR」が南アフリカのORタンボ国際空港にて目撃されています。

以前、ブガッティがSNSにてティーザー画像を公開していましたが、そのモデルが今回目撃されたものだと思われ、ベールに包まれてはいるものの、フロントエンドの馬蹄型グリルや釣り目のフロントヘッドライトを見るからに、デザイン性は「シロン」と何ら変わらないと予想されます。


~但しそのスタイリングはかなりレーシーなため、コーナリング性能に特化した一台だと推測~

ちなみにこちらがサイドシルエット。
足元のアルミホイールはグロスブラックにペイントされ、更にベールの上からでも過激な大型リヤウィングを装着していることが確認できますね。

おそらくではありますが、「シロンR」は「シロン・スポーツ(Chiron Sport)」と「シロン・スーパースポーツ300+(Chiron Super Sport 300+)」の中間に位置するモデルだと予想され、公道走行は可能であるものの、スピードよりもコーナリングとハンドリング性能に特化した一台ではないかと考えられています。

~ところでどうして南アフリカで目撃されたのか?~

そして、「なぜ南アフリカにて目撃されたのか?」という点についてですが、おそらくは高い気温の中での過酷試験(耐久性)のために持ち込まれた可能性が高く、今回そのテスト走行が完了したため、そのままスイス・ジュネーブへと輸送され、3月に開催されるスイス・ジュネーブモーターショー2020にて特別出展されるのではないかと考えられますね(その前にVIP顧客を対象にシークレット発表会が行われると予想)。

なかには従来モデルの「シロン」も一緒に持ち込まれていますが、おそらく同じ環境下でも従来「シロン」と同等の耐久性と、それ以上のコーナリング性能を発揮するのではないかと予想されますね。
パワートレインについてですが、「シロン」同様に排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高出力1,500ps/最大トルク1,600Nmを発揮すると思われます。

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Reference:Zero2Turbo