アメリカ発のハイブリッドハイパーカー・Czinger「21C」のティーザー映像が突如として初公開!3月のジュネーブにてデビュー、シングルシーター&ガラスコックピットを採用したクレイジースタイル【動画有】

2020-05-27

~これまたアメリカからとんでもないハイパーカーが登場するようだ~

いよいよ来月3月より開催のスイス・ジュネーブモーターショー2020にて、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点とする新興ハイパーカーメーカーであるCzinger Vehiclesが、最新ハイブリッドハイパーカー「21C」を世界初公開するとのことで、その前準備としてティーザー映像を公開しました。

ほぼほぼデザインが明らかになっているティーザー映像ですが、走行時に重低音のエンジンサウンドを確認することができることから、おそらく大排気量のV型8気筒エンジンではないかと予想されています。


~「C21」はレーシングカーの要素をふんだんに取り込んだハイブリッドハイパーカー~

そしてCzinger社によれば、特殊なインラインシートレイアウト(シングルシーター&ガラスコックピット)にすることで、卓越したパフォーマンスを実現することができ、革新的な技術とレーシングカーのエクストリームなスタイリング、更には自社開発となる強力なハイブリッドパワートレインシステムを採用しているとのこと(余裕でシステム総出力1,000hpをオーバーしそう)。

なおCzinger社のショートプレスリリースによると、最先端シャシーと最新技術を採用した高度なコンポートネント、フルカーボンファイバボディ、センターロックホイール等、まさしくレーシングカーからインスピレーションを受けるクレイジーな要素を全て採用しています。

足元のセンターロックホイールデザインはこんな感じ。
ブロンズカラーの鍛造を採用し、スポークデザインはランボルギーニ風のY字スポークを採用していますね。

リヤウィングももちろんカーボンファイバ製ですが、おそらく可変式ではなく固定式を採用。

リヤテールランプは何とも技術力の高いセンター直結式のLEDストリップタイプ。
ブレーキランプの点灯やリヤウィンカーがどのように点滅するのか非常に気になるところですが、こういった非現実的なデザインを採用するのもハイパーカーの魅力的な要素だと思います。

おそらくですが、リヤエンドの中央にはスクエア型のマフラーフィニッシャをインストール。

~競合モデルはケーニグセグやブガッティ等の直線番長?~

なお、今回突如として登場したCzinger社の由来ですが、2019年に設立した際の創業者であるKevin Czinger CEOから来ており、今回ティーザー映像にて登場している「21C」の”C”も、CEOのイニシャルネームと、”21 Century”が由来となっています。

競合モデルについては明らかにされていませんが、ブガッティ「シロン(Bugatti Chiron)」やケーニグセグ「ジェスコ(Koenigsegg Jesko)/アゲーラRS(Agera RS)」、SSC(シェルビー・スーパーカーズ)「トゥアタラ(Tuatara)」、ヘネシー・パフォーマンス「ヴェノムF5(Hennessey Performance Venom F5)」といった直線番長たちが対象になるのではないかと予想。

このモデルは、3月3日に開催されるスイス・ジュネーブモーターショー2020にて、現地時間となる午前11時(日本時間では同日19時)にワールドプレミアされます。

【Introducing Czinger 21C: a hypercar built for the 21st century】

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Reference:CARSCOOPS