これは予想していなかった…トヨタ新型「GRスープラ」に特別グレードの”A91スペシャル・エディション”が登場!約50馬力アップ&インテリアもアップグレードへ

2020-05-27

~まさかベストカーも噂していたパワーバンプモデルが登場するとは…~

以前、トヨタは新型「GRスープラ(Toyota GR Supra)」に関するティーザー画像を公開し、”アメリカ市場向けの4気筒モデルが登場する?”との噂が浮上していましたが、そのモデルとは全く異なるビッグパワーバンプモデルとなる新型「GRスープラ”A91スペシャル・エディション”」を世界初公開しました(もちろん、このイベントでは排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジン搭載モデルも発表されている)。


~エンジン出力はBMW「Z4 M40i」と同等にチューンアップ~

今回発表された特別グレードモデルは、排気量3.0L 直列6気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力335hp→382hp/最大トルク495Nm→499Nmへとチューンアップ。
これにより、同じエンジンを搭載するBMW新型「Z4 M40i」と同じスペックを有することになるため、相当なバランスの向上につながっているのではないかと思います。

もちろん、エンジン出力を向上させるだけでなく、直線性のパフォーマンスにおいても4.1秒→3.9秒へと短縮されているとのこと(トランスミッションは8速ATのまま)。

このほかにも、ダンパーのチューニングを変更することにより、直列6気筒エンジンのサスペンションも調整。
パワーステアリングやアダプティブサスペンション、安全性制御、アクティブディファレンシャルチューニングも再設定が施されています(ほぼほぼ全てのパーツが再調整)。

足元のアルミホイールも、ブラックとシルバーのデュアルトーンカラーではなく、マットブラック仕上げの19インチ鍛造ホイールに変更。
ブレーキキャリパはレッドにペイントされ、ブルーのボディカラーと上手くマッチしています。

~インテリアの質感アップに加えてディスプレイサイズも変更へ~

インテリアもかなりスポーティに進化。
6.5インチ→8.8インチのインフォテイメントディスプレイへと拡大され、オプション内容もダイナミッククルーズコントロールやブラインドスポットモニター、リヤクロストラフィックアラート、自動緊急ブレーキ付きパーキングセンサー、ナビゲーション、12スピーカーステレオ、安全技術パッケージなど、更にアップグレードされています。

その他、センターコンソールのカーボンファイバオーナメントパネルはそのままに、アルカンターラの素材もふんだんに使用。
ホワイトのカラードステッチも中々にオシャレだと思います。

なおこの特別グレード「GRスープラ”A91スペシャル・エディション”」は、限定1,000台のみ販売されるとのことで、2020年6月には初期ロットをオーダーした方に納車される予定となっています。
価格帯などは発表されていませんが、新色となるライトブルーもラインナップされ、よりスポーティな「GRスープラ」に仕上げることができそうです。

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Reference:motor1.com