スバルやり過ぎ!限定209台のみ販売されたスバル新型「WRX STI S209」が、”スバルディーラー”にて新車価格の約2倍となる1,270万円にて転売中

2020-05-27

~まさかスバルディーラーまでも悪質な転売を行うとは…~

以前、スバル・アメリカにて限定209台のみとなる超希少なハードコア・スポーツセダンモデル「WRX STI S209」が発売されましたが、何とこのモデルがアメリカ・カリフォルニアのスバル・ディーラーにてとんでもない価格帯にて販売されています。

「WRX STI S209」の車両本体価格はもともと新車で約703万円からと、日本市場にて販売されるポルシェ「718ケイマン」の約692万円よりも高い価格帯なのですが、何とスバル・カリフォルニアでは、新車価格よりも約1.8倍アップとなる約1,270万円にて販売されていることが判明(+570万円アップはやり過ぎ!)。

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~実はディーラーの悪質転売はこれで3例目~

これは、過去にアメリカのトヨタディーラーやダッジディーラーが、新型「GRスープラ・ローンチエディション/チャレンジャーSRTデーモン」を法外な値段にて販売したとき以来の稀な例といえ、今回の例を見たスバルユーザーも「限定209台のみといえども、スバルディーラーがこのような悪質な転売は許されることではない。本当に購入したいユーザーが正規の値段で購入できない」といったコメントが殺到し、オンラインレビューでの評価は1つ星ばかり。

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ちなみにこちらが、実際に撮影されたスバルディーラーにて販売されている「WRX STI S209」の価格。
確かに約1,270万円(115,750ドル)にて販売されていますが、これだけの価格帯にて購入するオーナーが登場するのかは一切不明。

~「WRX STI S209」の特徴やスペックを改めておさらいしてみよう~

今回発表された「WRX STI S209」は、HKS社製STIターボチャージャーを搭載した排気量2.5L 水平対向4気筒エンジンを採用し、更には再設計された吸気と大型の燃料インジェクターが採用されたことで出力の向上に役立っており、最高出力345ps/最大トルク447Nmを発揮するモンスタースペックに。
トランスミッションは、6速MTのみをラインナップするとのこと。

その他のポイントとしては、シャシーとサスペンションもアップグレードされ、フレキシブルなフロントストラットタワーバーブレースとリヤドロースチフナ―を採用することでステアリングのレスポンス性を向上。

更にスウェイバーブッシングも改良することで荷重下での変形が少なくなり、短いコイルスプリングと調整されたダンパー設定によって、操作性も大幅に向上させているとのこと。
そしてこれらのパフォーマンスを最大限に発揮してくれるのが、ダンロップ製GT600Aサマータイヤを装着した19インチBBS鍛造ホイールとなっています。

その他、新デザインのフロントスポイラーやバンパーカナード、ゴリゴリ感満載のオーバーフェンダー、カーボンファイバ製の大型リヤウィングを含むエアロキットもフル装備。
ちなみにルーフパネルにもカーボンファイバを採用しているそうです。

なお、今回のモデルについては、アメリカ限定209台と説明していますが、厳密にはグレーのBBSホイールを装着し、WRブルーのボディカラーに身を纏った個体が128台、ゴールドBBSホイールにクリスタルホワイトパールのボディカラーに身を纏った個体が81台という振り分けとなっています。

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Reference:motor1.com