アメリカ発のハイブリッドハイパーカー・Czinger「21C」のスペック初公開!システム総出力は1,233馬力、0-100km/h加速時間は僅か1.9秒のクレイジーモデルだ!【動画有】

2020-05-27

~独自のハイブリッドシステムを搭載することで1,200馬力以上が確定に~

以前、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点とする新興ハイパーカーメーカーであるCzinger Vehiclesが、最新ハイブリッドハイパーカー「21C」をスイス・ジュネーブモーターショー2020にて世界初公開する、という記事をご紹介しましたが、このモデルの詳細となるスペックが公式ティーザーキャンペーンより明らかとなりました。

今回Czinger社が公開したティーザーキャンペーンより、具体的なパワートレインは明確になっていないものの、独自のハイブリッドシステムを採用することにより、システム最高出力は1,233hpを発揮し、直線性のパフォーマンスとしては0-100km/hの加速時間が1.9秒に到達するとのこと。


~スペックは完全に電気自動車レベルにまで到達しているという事実~

この驚異的な加速力は、テスラの100%電気自動車モデルとなる「ロードスター」の1.9秒と全く同じスペックで、リマック新型「C_Two」の1.85秒や日本の人材派遣会社が特別に開発したアスパーク「owl」の1.69秒には劣るものの、十分すぎる加速性能を誇ることになりますね。
しかも、上記のスペックは全て電気自動車による加速性能となるため、まだまだ内燃機関モデルでもこれだけの加速性能を誇ることを証明しています。

~とは言え確実に知名度を上げられるわけでもない~

Czinger社が明らかにした詳細スペックは以上となりますが、特殊なインラインシートレイアウト(シングルシーター&ガラスコックピット)にすることで、卓越したパフォーマンスを実現することができ、革新的な技術とレーシングカーのエクストリームなスタイリングを採用することで、フェラーリやランボルギーニとは異なる、更なるクレイジーモデルになることは確実。

このほかにも、最先端シャシーと最新技術を採用した高度なコンポートネント、フルカーボンファイバボディ、センターロックホイール等、まさしくレーシングカーからインスピレーションを受けるクレイジーな要素を全て採用しているため、今後このモデルがどのようなパフォーマンスを発揮してくれるのかはとても期待したいところではあるものの、やはり問題なのはその品質とブランド力でしょうね。

無名の新興メーカーである以上、スイス・ジュネーブモーターショー2020をきっかけに知名度を格段に上げることもそう簡単ではないため、どこまでCzinger社らしい個性を引き出せるかも注目したいところです。

【Introducing Czinger 21C: a 1250 hp 21st century hypercar capable of 0-62mph in 1.9 seconds】

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Reference:motor1.com