マイナーチェンジ版・(印)ホンダ新型「WR-V(フィットのSUV版)」のフロントデザインが完全リーク。発売は4月に決定、デザインは新型「フィット4」のような愛嬌のある顔つきに?

2020-05-27

~意外と日本でも売れそうなデザインにも見えるが…~

インド市場にて販売されている「フィット(Honda FIT)」ベースのコンパクトSUVモデル「WR-V」が、2020年4月にマイナーチェンジを果たすとのことですが、何とフロントデザインが発表前に完全リークしています。

今回リークされた新型「WR-V」の画像はこの一枚のみとなりますが、フロントグリルは日産のVモーショングリルのように大口化され、ハニカムパターンの代わりに水平スラットをいくつも備え、フェイクスキッドプレートの装備、更にはフロントバンパーも一新していることがわかります。
この他にも、オフロード感を強調させていたプロテクターパーツの面積が少し小さくなっているようにも見えますね。


~フロントヘッドライトは新型「フィット4」を想起させるものがある~

フロントエンドのメッキ調に仕上げられたシグネチャーウィングっぽいパーツは、フロントヘッドライトを縁取るような形になり、更にフロントヘッドライトの単眼LEDヘッドライトが大きくなったことで、どことなく新型「フィット4」のような表情を取り入れているようにも見えますね(ちょっと愛嬌のあるようなキャラクター感が演出されている)。

あとは全体のスタイリングを含めてみてみると、やはりインド市場向けの「フィット」をベースにしているだけあって、新型「フィット4」のSUVテイストグレードCROSSTAR(クロスター)っぽくも見えるのもユニーク。個人的にこういったデザインは結構好みです。

インテリアの画像はありませんが、ファブリックシートのデザインパターンが変更されるものの、それ以外のダッシュボード周りやインパネはそのまま流用される可能性が高いそうです。

~インテリアは基本的に現行モデルが流用~

気になるパワートレインについては、インド市場でのBS-Ⅵ規格に準拠したガソリン及びディーゼルエンジンがラインナップされる予定とのことで、具体的には排気量1.5Lディーゼルエンジン(最高出力110hp)と排気量1.2Lガソリンエンジン(最大出力90hp)になるとのこと。
トランスミッションは、いずれのエンジンにおいても5速MTが標準にて設定され、CVTがオプションにて準備される予定となっています。

競合モデルについては、今のところマルチ・スズキ「ビターラ・ブレッツァ(Suzuki Vitara Brezza)」やタタ「ネクソン(Tata Nexon)」、現代自動車「べニュー(Hyundai Venue)」、フォード「エコスポーツ(Ford EcoSport)」、マヒンドラ「XUV300(Mahindora XUV300)」といったいったコンパクトSUVが対象になると思われます。

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Reference:Autocar