製作期間2年の走る芸術品?!ヨタ新型「ライズ/RAV4」等を手掛けたKuhl Racing(クールレーシング)が、シボレー「インパラ」をメタル彫刻調ペイントにフルカスタム!【動画有】

2020-05-27

~クールレーシングのカスタムレベルも年々進化している~

トヨタ新型「ライズ(Toyota RAIZE)/RAV4」やスズキ「スイフト・スポーツ(Suzuki Sport)」といった国産モデルを数多くカスタムするクールレーシング(Kuhl Racing)が、何とも珍しい1958年式のシボレー「インパラ(Chevrolet Impala)」を過激カスタム。

見るからに普通ではない過激なカスタムが施された「インパラ」ですが、実は昨年の東京オートサロン2019にも出展された特別な個体ということで、そのボディにはメタルエングレービングと呼ばれる特別な彫刻調デザインが施されており、車というよりも芸術作品に分類されるような見た目に仕上げられています。


~ただ単純にクロームシルバーにペイントしたわけではない~

もう少しボディに近づいてみると、まるで彫刻を施したかのような美しい仕上がりになっていますが、実際には3Dペイントスキームによって仕上げられているそうで、更にはこうした「アイズメタル」と呼ばれるメタルペイントが相当に複雑な塗料になっているとのこと。
クロームカラーとしての独特の発色を施す一方で、黄色のように変色してしまうという問題もあったそうですが、そういった問題を全て解決したことで、持続性や耐久性をしっかりと両立させた品質の高いものに仕上げられているとのこと。

もちろん、年式も相当に古いモデルなので、カスタムのスタートとしてはレストア(オーバーホール)から始まり、そこからエンジンや内装に至るところまで、全てクールレーシングオリジナルにて製作されたとのことですが、その製作期間は2年ととにかく長くかかった模様。

もはやケーニグセグやブガッティといったハイパーカーの納期に相当する今回のカスタムモデルですが、日本が生み出した芸術作品に匹敵するレベルで、東京オートサロン2019でも最優秀賞を受賞するほど。
それだけ手間暇がかかった究極の一台ということで、ギャラリーが見ても納得するほどの完成度の高さなのでしょうね。

いや~細かく見れば見る程に車とは思えないほどの存在感と芸術。
3Dプリンタ技術の進化とともに、メタルペイントも年々進化していることを実感させてくれる作品だと思います。

【【東京オートサロン2019】ROHANブースダイジェスト! 搬入シーンも! 1958年式インパラ IZmetalフルカスタム 東京国際カスタムカーコンテスト2019 総合グランプリ受賞!!】

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Reference:CARSCOOPS