かなり貴重!東北道にて、栃木県警の日産「GT-R R35」警察車両が目撃される。その存在感は圧倒的で逃げられる気がしない【動画有】

2020-05-27

~一時期話題となったアノ警察車両が高速道路を走る!~

東北自動車道にて、栃木県警に寄贈された日産のハイパフォーマンススポーツモデル「GT-R R35」が目撃に。

栃木県警といえば、日産「フェアレディZ」やホンダ「NSX」といったスポーツモデルのパトカーを配備していることでも有名ですが、「GT-R R35」を導入するキッカケとなったのが、一部栃木県民(会社役員)の寄付によって「GT-Rパトカーのために使ってほしい!」という一声があったから。
金額にして約1,200万円が支払われ、今回特別にパトカー仕様にカスタムされたパトカー費用の6割分が使用され、残り4割が日産自動車負担という内訳となりました(決して栃木県の税金で作られたものではない)。


~噂では”NISMO”をベースにしているとのことだが…?~

ベースとなるモデルは現行タイプの”R35”で、最上位グレードの”NISMO(ニスモ)”が寄贈される?といった話題で持ち切りでしたが、2017年の現行モデル(おそらくPureEdition?)で、具体的なグレードについては県警の担当者さんも”詳細は答えられない”とのこと(もしくはグレードがわからない可能性も?)

なお、このモデルが導入される”本来のきっかけ”となったのは、日産・栃木工場が2018年で創業50周年を迎えるとのことで、そのPRも兼ねて栃木県警に導入したとも言われています。
(その他にも、2018年3月に中央道にて、235km/hのスピードで走行したダッジ「チャレンジャー」のオーナーが捕まった例を見て、そのスピードに対抗できる国産スポーツモデルを導入した、ということも考えられそう)

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~これが走っているだけで安全運転の呼びかけにもなっている~

完全に捕まえる気満々のポリスカー仕様となる「GT-R R35」。
一度マークされたら逃げることは不可能な国産を代表するスポーツモデルですが、栃木県警のPRやパフォーマンスの一環だとも考えられ、こうした車両を見ることにより、近年社会問題にもなっているあおり運転や、スピード違反などを少しでも無くすための働きにもつながっているのかもしれませんね。

そしてナンバープレートはもちろん、”110(ヒャクトーバン)”。こういったユニークな部分を見せるのも栃木県警らしいところ。
「GT-R」のパワートレインは、排気量3.8L VR38DETT型V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力570psを発揮します。ただ、このスペックがそのまま警察車両に搭載されるかは不明で、もしかすると更にエンジンチューニングが施されている可能性も高そう。

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