2021年モデル・ポルシェ新型「718ケイマンGT4 RS」の開発車両が登場!センターロックホイール&リヤウィングを装着、6気筒エンジン搭載で450馬力を発生か

2020-05-27

~約半年ぶりで2回目となる最上位グレードの「GT4 RS」~

ポルシェのエントリー2ドアスポーツクーペ「718ケイマン」をベースに、6気筒エンジンを搭載したハードコアグレード「718ケイマンGT4 RS(Porsche 718 Cayman GT4 RS)」と思われる開発車両が目撃されています。

今回、北欧州の極寒の地にて目撃された新型「718ケイマンGT4 RS」の開発車両ですが、2019年9月にドイツのニュルブルクリンクサーキットにて目撃されて以来2回目で、その間に諸々の変更が施されていることが判明しています。
一体どの部分が変更されているのかをチェックしていきましょう。


~やっぱりホイールはセンターロック式だった~

早速今回目撃されている開発車両を見ていくと、大きく変更されているポイントは足元のセンターロックホイールで(以前は5穴式)、これまでラインナップされてきた「ケイマン」では見たことのないホイールに。
以下の画像でも確認できますが、ブレーキキャリパと同じレッドのセンターロックホイールというのも中々にクールで良い感じです。

更には「911GT3」ほどではないものの、アクティブな固定式リヤウィングが追加装備され、全体的にスポーティさを向上しています。

~フロントフードには謎のダクトが?~

改めてフロントデザインを見ていくと、フロントフードにはテープでカモフラージュされているものの、NACAダクトが設けられていることが確認できますね。
これが実際に量産モデルにて採用されるかはわからないものの、今回はおそらく雪などが冷却システムに侵入するのを防ぐためだけにカモフラージュしているのだと思われます。

ちなみにフロントウィンカーは、フロントロア部分の水平基調となるLEDデイタイムランニングライトがターンシグナルするような形で点滅していますね。

リヤプロファイルはこんな感じ。
サイドウィンドウよりも後ろにはルーバーっぽいものが確認でき、リヤに搭載されるエンジンを冷却するために設けられた追加機能の可能性が高そう。

~エンジンスペックは「ケイマン・シリーズ」最強クラスに~

こちらはリヤデザイン。
マフラーは中央寄りの両サイド1本出しとなるデュアルエキゾーストシステムをインストール。
エキゾーストサウンドがどれほどのものなのかが非常に気になるところですね。
そしてリヤウィンカーはレッドのようなカラーリングで、ちょっとアメ車っぽい印象。

気になるパワートレインについてですが、排気量4.0L 水平対向6気筒エンジンを搭載し、最高出力450psを発揮する可能性があるとのことで、このスペックは「ケイマン・シリーズ」としては最強クラス。
トランスミッションは「911GT3 RS」同様にPDKデュアルクラッチのみが提供されるそうです。

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Reference:CARSCOOPS