これもさすがにアウト…トヨタ「アルファード/ハイエース/ランドクルーザー・プラド/ヴァンガード」のホワイトパール塗装剥がれに続き、今度は2007年式「ポルテ」も塗装剥がれ&サビが発生

2020-05-27

~何とこれだけ問題になっているのにトヨタディーラーは「メーカーに言ってくれ」の一点張り~

さて、以前より大きな問題となっているトヨタのホワイトパール007塗装剥がれ問題について。
トヨタは既に、2010年付近に製造された「アルファード/ヴェルファイア/ハイエース/レジアスエース/iQ/カローラルミオン/オーリス/ウィッシュ」を対象に、無償修理を実施するサービスキャンペーンのアナウンスを行っているものの、リコールではないため顧客にはハガキでの通知案内や電話での対応も行っていないのがほとんど。

そして最近では、サービスキャンペーンの対象外となる「プリウス/ノア/シエンタ/ランドクルーザー・プラド/ラクティス/ヴァンガード」でも、とんでもない塗装剥がれが発生していますが、今回新たな車種としてトールワゴンタイプの2007年式となる「ポルテ」でも塗装剥がれが確認されています。


~今になって思うことは、どうして2010年式のホワイトパール塗装モデル全てを対象にしなかったのか?~

上の画像にもある通り、ルーフ周りをメインにホワイトパールの塗装剥がれが多数発生していることから、最も直射日光を浴びている部分において、塗装の劣化や剥離などが生じている恐れも考えられるのですが、何よりも一番の問題なのは、こうした塗装剥がれをトヨタディーラーにて問い合わせても「メーカーに言ってくれ」の一点張りで突き返されているということ。

実際にこのモデルを新車にて購入したオーナー様は、上記対象モデルでは無償修理を行っているにも関わらず、メーカーが発表しなかった対象外のモデル(ポルテも含めて)に対しては見て見ぬフリをされているそうで、こういった対応をされるのもどうなの?と思うのが正直なところ。

正直なところ、2010年式付近のホワイトパールに塗装しているモデル全てが対象になってもおかしくない問題だと思いますし、「なぜ反感を買うような形で車種の限定をしてしまったのか?」をメーカーから聞いてみたいところではありますね。

こうした問題は、もちろん一人や二人だけではありませんし、当ブログにて度々ご紹介してきたように、非常に多くの方がホワイトパールの塗装剥がれで困っています。
ただ単純に「サービスキャンペーン該当車ではないから」では誰も納得はできませんし、日に日にトヨタというビッグブランドに傷をつけ、顧客に不信感を与えるだけだと思います。

トップルーフに至っては、塗装剥がれの上に完全に下地がサビてしまい、再塗装以前の問題が発生しています。
ここまで来ると修理費用も大きくなるのではないかと思いますね。

~このままではより苦しくなるのはメーカーとディーラー~

これも前回のブログでお伝えしましたが、ここまで深刻化しているホワイトパール塗装剥がれ問題について、探し出したらキリがないことはわかっているものの、それでも顧客は高いお金を支払って購入しているわけですから、ユーザーが納得いく対応をしてほしいところですし、何よりも今こうして見て見ぬふりを続けて、後々問題が大きくなり、一番苦しくなるのはメーカーやディーラーになるということを忘れてはいけないと思います。

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