トヨタ新型「GRヤリス」見てきた!コンパクトだけどワイド過ぎるボディ、”日本刀”をモチーフにした噂の鍛造ホイールはかなり切れ味が鋭そうだった件【動画有】

2020-05-27

~平日&例の社会問題の影響でお客さんはほとんど居なかった~

さて、トヨタ「ヴィッツ(Toyota Vitz)」の後継モデルとした登場した新型「ヤリス(Yaris)」ベースとなるホットハッチスポーツモデル「GRヤリス」の現車を見てきました。
今回新型「GRヤリス」が特別展示されていたのは、金沢駅すぐ近くにある金沢フォーラス1階のメインエントランスコートで、ちょうど仕事の絡みで金沢に訪問することになっていたので、このタイミングに合わせて早速チェックしてきました。

今回特別に展示されていたのは、エモーショナルレッドⅡのボディカラーに設定された「GRヤリス 1st Edition RZ ”High performance”」で、様々なオプションがほぼほぼ装備された豪華仕様となります(車両本体価格は456万円から)。

未だ現車は見たことがなかった「GRヤリス」ですが、レッドのボディカラーということもあって非常に引き締まった印象ではあったものの、大きく張り出したリヤフェンダーの影響もあってかなりワイド。
しかも、全幅は1,805mmとマツダ「CX-30」よりも+5mm幅広いので、コンパクトな割に駐車場ではそれなり横に気を遣う個体になりそうです。

▽▼▽関連記事▽▼▽


~早速新型「GRヤリス」を見ていこう~

①:フロントデザイン

早速新型「GRヤリス」を見ていきましょう。
まずはフロントフェイスですが、とにかくボリューミーで顔がパンパン。
従来の新型「ヤリス」に比べてキーンルックグリルではなく「C-HR GR Sport/GRコペン」と同じような大口化された専用グリルを採用し、その両サイドには縦型基調のダミーインテークとフロントLEDフォグランプが装備されています。

フロントヘッドライトは三眼LEDが連なるようなシンプルなデザインを採用し、その下はなめらかな逆L字のシームレスタイプとなるLEDデイタイムランニングライト(兼ターンシグナルランプ)を採用していますね。

こちらはフロントプロファイル。
「ヤリス」同様に全体に丸っこい印象を受けるものの、やはりフロントスポイラー&フェンダー・リヤフェンダーの張り出しの主張が凄いので、おそらくサイドシル部分も結構太いことになっているでしょうし、乗り降りし難そうな印象を受けました(実際に車内には乗っていないのであくまでも印象だけ)。

②:サイドデザイン

サイドのスタイリングはこんな感じ。
フロントフードからAピラーにかけて傾斜角はほぼ同じように見え、トップルーフからフラットになることなく、すぐリヤハッチにかけて下っているのがわかります。

ちなみにトップルーフはマットブラック仕上げでしょうか?
ただ個人的に残念に思ったのは、シャークフィンアンテナがマットブラックではなく、シンプルなグロスブラック仕上げだったこと。
この辺りは妥協せずスパルタンにマット仕上げに統一してほしかったところですね(車両本体価格も456万円からと非常に高額なので…)。

続いては足元を見ていきましょう。
ホイールは1st Editon RZ”High performance”専用の特別装備となる18インチ鍛造アルミホイールで、フロントグリルやサイドディフューザー等と同じマットブラック仕上げ。
しかもこちらのホイールは、”日本刀”をモチーフにしているとのことで、その美しさに加えてスポークの先端がより鋭くなっていく造形も日本刀そのもののようですし、切れ味も相当に鋭そうな印象を受けましたね(これぐらいのシンプルさが一番カッコいいのかもしれない)。

③:リヤデザイン

こちらはリヤデザイン。
お尻もとにかくボリューミーでパンパン。
「GRヤリス」のアピールポイントとしては非常に珍しいトランク部分ですが、意外にも荷室容量は141Lとそこそこに多く、上の通り後席の6:4分割可倒式リヤシートを活用して、3人乗車時を想定すると、スーツケース3個が載せることができます(但し後席に乗る人の圧迫感は相当なものだと思う)。

リヤロアバンパーとディフューザーはこんな感じ。
ディフューザーはマットブラック仕上げで、リヤエキゾーストパイプは両サイド1本出しをインストールしています。

足回りのブレーキはフロント4ポッド18インチ・リヤ2ポッド16インチのアルミ対向キャリパーと高μパッドを採用。
スポーク数の細い鍛造ホイールの奥に見えるディスクも全く小さくなく、非常にバランスの取れたクールな足回りに仕上げられていますね。

~新型「GRヤリス」の気になる最新納期は?~

かなりの存在感を解き放つ新型「GRヤリス」ですが、このモデルの正式な商談がスタートするのは6月末からだそうで、そこから受注を頂いたお客さんから順次オーダーをかけて生産していくとのこと。
現時点での納期は全くわからないものの、既に3,000人を超える先行予約が入っているため、おそらく2020年秋~冬頃に納車されるのではないか?とのことでした。

 【トヨタ新型「GRヤリス(Toyota GR Yaris)」見てきた!】

☆★☆「GRヤリス」関連記事5選はコチラ!☆★☆