【悲報】スズキ新型「ジムニー/ジムニー・シエラ」にシートベルト関連の不具合が見つかりリコールの恐れ。例の社会問題による操業停止に加え、納期も”不明”に

2020-05-27

~例の社会問題の影響による負の連鎖がスズキにも…?!~

前回のブログにて、スズキの大人気クロカンモデル新型「ジムニー(Suzuki Jimny)/ジムニー・シエラ(Jimny Sierra)」の最新納期情報(2020年3月23日時点)をお伝えしましたが、ここに来て非常に残念な追加情報がいつもお世話になっているスズキディーラーより入ってきましたので早速お伝えしたいと思います。

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まず工場稼働についてですが、これは既にスズキのニュースリリースにもある通り、例の社会問題の拡大により、海外調達部品の一部で納入に影響が出ることが見込まれるとのことから、スズキの全工場(湖西工場、磐田工場、相良工場、大須賀工場、浜松工場)および国内製造子会社の操業が停止することが決定しました。

操業停止期間としては、4月1日~4月3日の3稼働日と短期間ではありますが、これによるスズキの全ラインナップモデルの納期が若干遅れることになりそうです。


~まさかの「ジムニー/ジムニー・シエラ」のシートベルトに不具合が発生?!~

そしてもう一つの問題が、ちょっと大事になりそうな予感がする内容ではあるものの、いずれはスズキ公式からも発表されるのではないかと予想(まだ確定ではないものの、担当セールスさん曰く“可能性の高い問題”とのこと)。

その問題というのが、どうやら新型「ジムニー/ジムニー・シエラ」に新たな不具合が発生しているとのことで、近日中にメーカーと国土交通省とのやり取りが進められるのではないか?とのこと。

ちなみに不具合内容としては、シートベルトの装着に関する不具合だそうですが、これ以上の具体的な情報は展開が厳しいとのことでした。
つまり、現時点で生産が進められている個体や、これから出荷される全ての新型「ジムニー/ジムニー・シエラ」が生産停止・出荷停止となる恐れがあるとのこと。

~そうなると、納車を控えているモデル含め納期は延びる恐れも…~

これに加えて、それぞれのモデルの納期も現時点では”不明もしくは未定”という回答になるとのことなので、この情報はかなり残念…というのが正直なところ。
詳細につきましては、一度最寄りのディーラーにて確認をとっていただけたらと思いますが、恐らくは既に顧客へと納車されているモデルもリコールの対象になると思われます。

既に燃料ホースやフロントディファレンシャルの組付け不具合、更には不正検査によって計3度のリコールを届け出されている新型「ジムニー/ジムニー・シエラ」ですが、今回のシートベルトの不具合が正式に届出されれば4度目のリコールに。

たった一つの不具合により、これまで順調に進められてきた生産ラインが一瞬でストップとなり、納期がどんどん遅れていき、更には納車された個体の回収と改善措置を施すなどの非常に面倒な工程がこれから待ち受けていることを考えると、スズキは品質面において、まだまだ高くないレベルにあるのかもしれませんが、例の社会問題の一件も含め、しっかりと乗り越えてほしいところだと思います。

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Reference:Suzuki