ビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型「ISシリーズ」に5リッターV8エンジン搭載の「IS500」が登場するとの噂が浮上。しかも「F SPORT」グレードも採用で「IS F」を想起させる?

2020-05-27

~とはいっても「IS500」は北米市場向けの話~

以前、自動車情報誌ベストカーがレクサスのハイパフォーマンスモデル「IS F」を復活させる?との記事をご紹介していましたが、これについて自動車情報誌マガジンXが否定し、2020年10月頃の新型「ISシリーズ」のビッグマイナーチェンジに合わせて、北米市場向けに「IS500」を発表すると説明しています。

未だレクサスからの公式な発表が無いため、確実な情報とは言えないものの、自動車情報誌マガジンXによれば、「IS F」同様の排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載することで、パワーを求める北米市場のニーズに合わせて販売し(北米市場は少しずつセダン人気が高まっている)、更には非F SPORTとF SPORTグレードをラインナップすることで、選択肢の幅を広げるのではないか?とのこと。


~グレードはおそらく”ベース/F SPORT/version L”の3種類に設定?~

だからといって、「IS F」用に装備されるようなカーボンファイバパーツなどが設定されることは無く、あくまでも「IS F SPORT」に設定される漆黒メッキやスピンドルグリルのメッシュデザイン、F SPORT専用アルミホイールといった装備内容に留まると言われています。

ちなみに、先述に取り上げた自動車情報誌ベストカーの情報では、「IS」のビッグマイナーチェンジのタイミングに合わせて、「IS F」も2020年10月に登場すると断言しており、更にパワートレインは「RC F/GS F」にも採用されている排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンが搭載され、最高出力481ps/最大トルク536Nmを発揮するとのこと。

なお、ベストカーは「IS F」の予想されるイメージレンダリングも公開しているのですが、そのデザインが明らかにビッグマイナーチェンジ前の現行モデルをそのまま流用し、フロントインテークは「RC F/GS F」と同じ大口化、更にフロントフードやトップルーフ、フロントスポイラー、リヤウィングは「RC F Performance Package」のデザインを取り入れただけの内容になっています(つまり現行型のデザインとして”F”が復活するというもの)。

~ベストカーが報じた情報については、レクサスディーラーも”一切そのような情報は聞いていない”と困惑~

これについて、いつもお世話になっているレクサスディーラーの担当セールスさんに独自取材させていただいたのですが、確かに秋ごろに「IS」がビッグマイナーチェンジし、フロントフェイスやリヤデザインが大きく変更され、電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドの採用により商品力アップ、更には新型「RX」にも採用の三眼LEDヘッドライト用ブレードスキャンも搭載され、安全性能も向上するという情報は入ってきているのですが、”「IS F」が復活するという情報は全く聞いていない”というのが現状での回答だそうです。

しかも、ベストカーが報じる「IS F」が2020年10月に登場するということであれば、ビッグマインチェンする「IS300/IS300h/IS350」もこの時期に登場する予定なので、同じタイミングで情報が展開されるのがこれまでの流れなのに、「IS F」だけの情報が入ってこないのはおかしいとのこと。

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