ネジが無い!納車されたばかりのフルモデルチェンジ版・シボレー新型「コルベットC8」にパーツがねじ止めされておらず、ペラペラに動いてしまう問題が発生【動画有】

2020-05-27

~やっぱり新型「コルベットC8」も色んな意味で”アメ車”だった~

高いスペックと実用性、そして優れたコストパフォーマンスを兼ね備えるフルモデルチェンジ版・シボレー新型「コルベットC8(Chevrolet Corvette C8)」。
このモデルがようやく納車された自動車系ユーチューバーAuto Spaですが、何ととんでもない不具合箇所を見つけてしまったとして、早速それを動画にてアップしています。


~まさかパーツがねじ止めされていないとは…~

その不具合箇所がコチラ。
フロントインテーク部分に設けられたコンパクトなエアロウィングレットですが、何とこれを固定するためのネジが全く持って使用されておらず、完全にフリーでペランペランの状態に。

上の赤丸の通り、ウィングレットを固定するための3か所のネジ穴に3本のネジ全てが締め付けられていないのがわかります(これは流石に酷い…)。
この問題に気付いたのは、Auto Spaがフルプロテクションフィルムを施工する際に各種パーツを取り外そうとして気づいたそうですが、さすがにこれはクレームを出されても反論できないレベルでしょうね。

しかもネジ止めは片側だけでなく両側の計6か所。
さすがにこれはAuto Spaも呆れた様子で、これが出荷前の点検の際に見落としていたのか、それともディーラーにて取り付けミスしたものなのかは不明。
もしも前者にて発生したことであれば、車内での検査不足の恐れがあるとしてリコールを届け出る可能性も高そうとのこと。

ネジ止めしていないエアロウィングレットは、両サイドのツメの部分で何とか引っ掛けられているだけなので、固定力はそこまで強くなく、走行中に外れる恐れも。

しかも手で動かしてみると、すんごいペランペラン。
「新型コルベットC8と言えども、やっぱりアメ車だったか…」と思われてもおかしくないレベルでしょうね。

なおAuto Spaは、ウィングレットのネジ締結に関する問題以外にも、内ドア部分の塗装に問題があることについても指摘しており、シボレーの品質の低さを主張しています。
全てのモデルがこうした問題が起きていないと良いのですが、先述の通り、ネジの取り付け忘れが前者の工場にて発生したということであれば、全車リコールの可能性は非常に高そうです。

【Chevrolet forgot to finish putting this 2020 Corvette together before delivering】

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Reference:motor1.com