アルファロメオ「1300GTジュニア」をフルカーボンボディ&EV化に仕上げたレストモッドモデルで復活!518馬力発揮で0-100km加速は3.4秒とスーパーカー並みに

2020-05-27

~「1300GTジュニア」が現代版として蘇るのは初めてかも?~

アルファロメオが過去に発表したクラシックスポーツモデル「1300GTジュニア(Alfaromeo 1300 GT junior)」をベースに、海外の過激チューナーであるトーテムオートモビリ(Totem Automobilli)が、フルレストモッドを行ったEVスーパースポーツ「1300GTeジュニア」を発表することが明らかとなりました。

まさに過去から現代に蘇った一台と言っても良さそうですが、トーテムオートモビリ独自の電動パワートレインを搭載することで、システム総出力518hp/最大トルク940Nmを発揮するトルクモリモリのスペックを採用し、更に0-100km/hの加速時間は3.4秒にて到達するとのこと。

なお、EVモデルとして使用されるバッテリーパックは50.4kWhと大容量で、航続可能距離は320kmを実現。
そしてバッテリーパックの重量は僅か350kgとのことで、「1300GTeジュニア」のトータルパフォーマンスを最大限に発揮することが可能になるそうです。


~ブガッティやパガーニ、ケーニグセグでも採用のフルカーボンボディ~

外観については、ボディパネルが全てカーボンファイバにて仕上げられているものの、全てが新規パーツではなく、元々使用されていた約10%ほどのシャシーが流用されているとのことで、この辺りはトーテムオートモビリの強い拘りなのかもしれません。

足回りについては、ダブルウィッシュボーンフロントサスペンションではなく、ビルシュタインクラブスポーツコイルオーバーを備えたマクファーソンストラットセットアップを採用し、オプションにてエアサスペンションをインストールすることが可能とのこと。
更には、リヤに電動モーターを保持するためのリヤサブフレームが用いられ、それにアルミ製のマルチリンクサスペンションも取り付けられるとのこと。

~外観については現代的な要素を取り入れるためにLEDを搭載~

フロントデザインを見ていきましょう。
フロントフードについては、フロントエンドの上に少しだけリップするのではなく、ボディとツライチになっているのがわかりますね。

あとは非常に大きな2つのLEDフロントヘッドライトが搭載され、その内側にも小さなLEDライトを設けていますが、恐らくフォグランプ的な扱いになるのではないか?とのこと。
あとはアルファロメオの象徴とも言うべき盾形グリルを採用しているものの、そこまで大口化しておらず、昔ながらのコンパクトな造りに仕上げられています。

こちらはGTAmレースカーからインスピレーションを受けたとされる17インチの鍛造アルミホイール。

インテリアの詳細については明らかにしていませんが、ゲージ類を表示するための3.5インチインフォテイメントシステムが2種類設けられるとのことで、更にオプションにてエアコンも準備しているとのこと。
価格帯などについては明らかになっていないものの、そもそもワンオフモデルとして製造されるのか、「1300GTジュニア」を所有するオーナーを対象に限定販売するのかは不明なままとなっています。

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Reference:motor1.com