何コレ凄い!見た目フェラーリっぽいマツダ新型「RX-10ロングテール」が世界初公開。水素燃料×ロータリーハイブリッドで駆動するル・マンハイパーカークラスを想定した一台
~もしこれで本当に登場したら一気にマツダファンが増えそう~
様々なモーターショーやモータースポーツイベントが例の社会問題の影響で中止・キャンセルとなっている中、今回マツダの新世代スーパースポーツモデル「RX-10ロングテール(Mazda RX-10 Longtail)」がル・マンのハイパーカークラスに登場したら?というレンダリングが公開されています。
今回コチラのレンダリングを作成したのは、三菱東京に努めるエクステリアデザイナーのMaximilian Schneider氏で、かなり先進的なデザインで、ボディカラーや丸みを帯びたスタイリングがぱっと見でフェラーリ?と勘違いしてしまうほどのエクストリームさに仕上げられています(フロントグリル以外はマツダの要素がほとんどない…)。
~何とエンジンはリヤミドシップ搭載でロータリーハイブリッド×水素という過激な組み合わせ~
改めてそのスタイリングを見ていくと、「RX-10ロングテール」と名付けられているだけあって、リヤテール部分がとにかく長いこと(ここから見るとちょっとポルシェっぽい)。
マクラーレン「スピードテール(McLaren Speedtail)」や、デヴェル・モータース「デヴェル・シックスティーン(Devel Motors Devel Sixteen)」のような異常な長さを持つテールですが、パワートレインはリヤミドシップに搭載されているとのことで、しかも水素燃料を併用した新世代のロータリーエンジンだそう。
これがいずれはマツダの技術に活かされるのではないか?とのことですが、エンジンサウンドがどういったものなのかも非常に気になるところです。
リヤデザインはこんな感じ。
最近のトレンドデザインにもなっているセンター直結式のLEDテールランプを採用し、その両サイドには丸形1灯式のライトを搭載。
真ん中のマツダのエンブレムが無かったら普通にフェラーリと勘違いしそうなほどにフェラーリ感が満載。
その他リヤディフューザーやリヤウィングレット等、カーボンファイバパーツを使用することでボディの軽量化に貢献しています。
何とシステム総出力は780馬力を発揮!
ちなみに、先ほどはロータリーエンジンと水素燃料を組み合わせた新世代エンジンが搭載される?と説明しましたが、更にフロントアクスルには、それぞれ電気モーターが搭載されるとのことで、これだけでシステム出力250hpを発揮し、更にエンジンと組み合わせることでシステム総出力は780hpにまで向上するとのこと。
なお車体重量は1,450kgと非常に軽量で、パワーウェイトレシオ比は1.86kg/hpと2以下。
おまけに最高時速は427km/hにまで到達するとのことで、ハイパーカークラスにて十分戦えるだけのスペックを兼ね備えています。
ちなみにフロントフェンダー付近には、サイドミラーレスを意味するデジタルサイドミラーを搭載。
インテリアは公開されていないものの、おそらく車内の両サイドに専用ディスプレイが設けられていると思われます。