フェラーリの次期V6ハイブリッドモデルと思われる開発車両が目撃に。デザイン性は「F8トリブート」や「ローマ」とは全く異なる新しいものに?

2020-05-27

~「ポルトフィーノ」のフェイスリフトに続き、新たなV6ハイブリッドプロジェクト始動へ~

イタリア・マラネロにて、フェラーリの次期V6ハイブリッドモデルと思われる開発車両が目撃されています。
外観としては、V8ツインターボモデル搭載の「488GTB」のガワを被っていますが、恐らくパワートレインやプラットフォームは一新すると思われます。

フェラーリは、2022年までに全15車種の最新モデルをラインナップすることを明らかにしており、既に「F8トリブート/F8スパイダー/812GTS/SF90ストラダーレ/ローマ」を2019年に発表し、更に2020年には2つの最新モデル、2021年には新世代SUV「プロサングエ」が発表される予定となっています。

そして今回新たに目撃されている次世代ハイブリッドモデルですが、おそらくは2020年内に登場するであろう「F8トリブート」の後継モデルになると思われ、パワートレインもアルファロメオ「ジュリア・クアドリフォリオ」にあるような、排気量2.9L V型6気筒ツインターボエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムが採用されることが予想されています。


~ここ最近のフェラーリの動きを見るからに、デザイン性はどのように仕上げてくるか全く予想不可能~

こちらはサイドから見た開発車両。
フロント部分はもちろんですが、ドアサイドよりの後方となる部分には分厚めのカモフラージュが施されており、恐らくはハイブリッドシステムに関わるような装備が施されていることが予想できますし、リヤミドシップスタイルはそのままになるのではないかと思います。
そしてドアサイドパネルには、高電圧を意味するイエローのステッカーも貼付されていることが確認できますね。

リヤデザインはこんな感じ。
リヤテールランプやリヤエキゾーストパイプのレイアウトは「488ピスタ」のようにも感じられますが、V6ハイブリッドによりどのようなエキゾーストサウンドを奏でてくれるのかも気になるところ。

そして最後に気になるのがV6ハイブリッドモデルのデザイン性についてですが、噂によれば”ディーノが復活する?”といった情報もあり、そのデザイン性もレトロな雰囲気を醸し出す可能性があるとのこと。

最近のフェラーリモデルは、V8ミドシップモデル「F8トリブート/F8スパイダー」、V12フロントマウントモデル「812スーパーファスト/812GTS」、そしてV8フロントマウントモデル「ポルトフィーノ/ローマ」によって、そのデザインの方向性が異なっていて、丸形テールライトが当たり前だったフェラーリですが、それが今では「SF90ストラダーレ/ローマ」によってスクエア型っぽい形状に変更され、更に「ローマ」に至っては”アストンマーティンっぽいデザイン”と言われる程なので、今回のV6ハイブリッドモデルは、全く異なるデザイン性を持つのかもしれません。

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Reference:motor1.com