スズキ・パレット/ワゴンR/アルト/ソリオやジープ・ラングラーなど約120万にリコール。エンジン始動不良となる恐れアリ

最悪の場合、衝突被害軽減ブレーキが勝手に作動する恐れも

続いては、ジープ・ラングラー含む2車種・計6,971台にリコール。

リコール内容としては、前面衝突警報システム(FCW)において仕様上、前方の障害物等に対してセンサーが過敏に反応することがあるとのこと。

そのため、衝突の可能性がないにもかかわらず障害物との接近を知らせる警報音が鳴り、衝突被害軽減ブレーキが作動して急制動がかかるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。


対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は無いものの、既に49件もの不具合報告があり、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[ラングラー・アンリミテッド]
・ABA-JL20L/1C4HJXKN0LW202629~1C4HJXLNXLW322601/令和元年 05 月 20 日~令和 02 年 08 月 22 日/1,886台

・ABA-JL36L/1C4HJXKG0LW157693~1C4HJXMGXLW307886/平成 31 年 03 月 16 日~令和 02 年 08 月 22 日/4,861台

[ラングラー]
・ABA-JL36S/1C4HJXGG0LW162885~1C4HJXJGXLW225404/令和元年 11 月 27 日~令和 02 年 06 月 16 日/224台

改善措置としては、全車両、ドライバーズアシスタンスシステムモジュール(DASM)の制御プログラムを書換えて機能を改良するとともに、改良される機能に関わる取扱説明書の追補を配布するリコール作業を実施するとのことです。

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Reference:Suzuki, 国土交通省