オーストラリア製ハイパーカーHyperodとは何ぞ?!ブガッティ並みのW16気筒エンジンを搭載し、マクラーレンF1と同じ3シーターレイアウトを採用

何とブガッティ並みの大排気量W型16気筒エンジンを搭載するHyperod

Halstead社曰く、Hyperodの最も注目すべきなポイントはパワートレインだそうで、何とブガッティやドバイ発のデヴェル・シックスティーンのように大排気量エンジンを搭載するところが最大のトピック。

具体的には排気量7.0L シボレー製LS7型のV型8気筒エンジン2基をお互いに45度以上傾けて共有するW型16気筒エンジンを搭載し、これによって最高出力1,400hpを発揮するゴリゴリのマッスルカーになるとのこと。

真正面から見てみるとこんな感じ。

シリンダーヘッドとエキゾーストパイプは完全にむき出しの状態となっていて、特にエキゾーストパイプはエンジンカバーよりも上部にそのまま乗っかるようなレイアウトになる一方で、マクラーレン600LTのように必要最小限のルート(余分な配管が無い)且つ軽量化に貢献したパフォーマンス重視のデザインにまとめられています。


シートレイアウトはマクラーレンF1と同じ

そしてもう一つ注目すべきがシートレイアウト。

何とマクラーレンF1/スピードテールからインスピレーションを受けた3シーターレイアウトだそうですが、実はこれを設計したのはマクラーレンに勤務していたエンジニアのブルース・ロック氏。

シートレイアウト以外にも、サスペンションなどの足回りも担当しているとのことですが、こちらはフォーミュラ1からインスパイアされたダブルウィッシュボーンを採用することで、更にブレーキ部分においては6ピストンキャリパーを四隅に配置し、フロント285/リヤ355の大口径タイヤを装着予定とのこと。

何ともイメージデザインの時点で過激さが伝わってくるHyperodですが、2022年7月のペブルビーチにて量産モデルを発表する予定とのことで、おそらくそれまでには具体的なスペックやデザインなどが公開・リークされる可能性があるかもしれませんね。

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Reference:motor1.com