フルモデルチェンジ版・日産の新型ノートはこうなる?これまで目撃されてきた開発車両を見ていくと、どれも顔つきが異なっている件

これまでフロントフェイスがスパイショットされた新型ノートは3種類

ちなみにこちらが、先日神奈川県にてスパイショットされた新型ノートの開発車両(仮ナンバーは「相模・・・7」)。

はっきりと”へ”の字のLEDデイタイムランニングライトが点灯しているのを確認することができます。

あとはフロントエンドの新生”Nissan”エンブレムが敢えてむき出しの状態になっていますが、これは恐らくミリ波レーダーによる予防安全装備の機能性を評価するためで(電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドが標準装備されることもわかる)、そういった意味ではこうしてカモフラージュがむき出しとなった瞬間をスパイショットしたのは、まさに”タイミングが良かった”のではないかと思います。


一番初めにスパイショットされた新型ノートのフロントマスクと見比べてみよう

そしてこちらが、過去にパーキングエリアにてスパイショットされた新型ノートと思われる開発車両(仮ナンバーは「相模・・・8」)。

先ほどの「相模・・・7」とは異なるナンバーですが、LEDデイタイムランニングライトの部分が一部カモフラージュされ、ちょっとデザインの整合性が取れないのが残念。

最も間近で撮影された新型ノートのフロントマスク

そしてこちらが、東京都にてスパイショットされた新型ノートと思われる開発車両のスパイショット(仮ナンバーは「相模・・・9」)。

上記含め、現時点で4種類の異なる開発車両がスパイショットされていますが、こちらも一部カモフラージュによって”へ”の字型のLEDデイタイムランニングライトをしっかりと確認できません。

ただ、フロントヘッドライトが三眼LEDもしくは二眼LEDっぽく点灯している辺り、この点はグレードによって大きく変化してくるのかもしれませんね。

Nissan Next A to Zのシルエットでは新型アリア風の顔つきに

ちなみにこちらが、2020年5月28日に日産の中期経営計画でのクロージング動画「Nissan Next A to Z」にて公開された新型ノートのシルエット。

LEDデイタイムランニングライトの点灯箇所を見る限り、神奈川県にてスパイショットされたものと一致しているのがわかりますし、恐らくそれ以外にてスパイショットされている個体も、カモフラージュにて隠れていただけで同じように”へ”の字にて点灯しているのかもしれませんね。

リヤテールランプはワイドで一文字風に近い先進的デザインに

そしてこちらは、首都高速道路1号羽田線で横浜方面に向かって走行している新型ノートの開発車両(仮ナンバー「横浜13-81」)。

こちらはリヤデザインのみですが、リヤテールランプ直下にあるクリア部分の外側が点滅しているのが確認でき、更にLEDではなく豆球であることも明確になっています。

改めて日産ディーラーにて取材した新型ノートの概要をおさらい

そしてここからはおさらいになりますが、いつもお世話になっている日産ディーラーに配布された先行資料を拝見させて頂いたところ、画像は掲載されていませんでしたが、文章のみでの内容を確認させていただき「ガソリンモデルはラインナップされない」「新型ノートではe-POWERのみがラインナップ」グレード構成は大幅縮小の3グレードのみ」というトピックスに。

あとは電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドが全車標準装備されるとのことで、これだけでも十分うま味のある要素ではないかと考えています。

ただここで一つだけ注意してほしいのが、電動パーキングブレーキ採用による全車速追従式アダプティブクルーズコントロールを含む「プロパイロット(ProPilot)」機能は全車標準装備ではなく、最上位グレードにのみメーカーオプション設定となるため注意(プロパイロット1.0止まりで、ナビリンク機能付き)。

マイナーチェンジ版・新型キックス(New Kicks)のように全車標準装備にしたことで車両本体価格が跳ね上がってしまい、第一印象があまり良くなかったことを踏まえ、新型ノートではなるべくメーカーオプション扱いにすることで車両本体価格を抑えての販売に踏み込むとのことです。

☆★☆新型ノート関連記事5選はコチラ!☆★☆