スーパーカー/ハイパーカーオーナーの悲しき問題。セキュリティ万全の地下駐車場でも赤の他人が勝手にカーカバーを外して鑑賞している模様
契約駐車場ならではの問題かもしれないが…カバーを外すのは流石にマズいし、キズがついたときのトラブルを考えると…
海外だけでなく日本でも問題となっている駐車中のスーパーカー/ハイパーカーなどに対するマナーについて。
セキュリティが万全な地下駐車場や立体駐車場において、月極等の駐車契約者がスーパーカー/ハイパーカーのカーカバーをかけていても、たまたま通り過ぎた(と思われる)赤の他人が勝手にカバーを外すといった問題が多発しているようです。
特に上のパガーニ・ウアイラロードスターBC(Pagani Huayra Roadster BC)は、日本で一番最初に納車された個体で、ホワイトとブルー、そしてレッドのストライプアクセントが加わったフルカーボンボディなのですが、その価格帯はオプション含めても3億円超え。
そんな超希少且つ高額モデルが某駐車場にて停められていたら、そりゃ確かにだれでも見たくなるのは理解できるものの、だからといって本人に許可なく勝手にカバーを外して見るのも大問題なわけですね(しかも外しっぱなしのまま)。
監視カメラで映像が残っているからと言ってセキュリティ万全とは言い切れない
もちろん、こういった形で監視カメラの映像が残っているため、すぐに誰がカバーを外したのかがバレてしまうのですが、こうやって「赤の他人が簡単に駐車場に出入りでき、更に簡単にカバーを外す」ことができてしまう以上、決してセキュリティ万全ではなく、傷などがついてしまってからでは遅いんですね。
パガーニ等のスーパーカー/廃位パーカークラスともなると、ボディパネルもカーボンファイバーを使用することが当たり前となり、修復・修理ではなく丸々パネルを交換する必要があるため、最悪の場合ちょっとした擦り傷程度でも数百万円~数千万円クラスの交換費用が発生することもあります。
秘密のスーパーカー駐車場に潜入【Secret supercar vault in Tokyo】
あとはこういった動画も同様。
海外のカースポッター系YouTuber含めて、日本国内でも東京等の主要都市にある有名な地下駐車場などを撮影 → ナンバーなども晒された状態でYouTubeにアップされてしまうケースも少なくはなく、こうした映像が全世界に拡散されてしまうと、せっかくセキュリティ面で安心のできる駐車場であってもすぐにバレてしまい、マナーを知らない人物がこぞって撮影に来ることも考えられます。
オーナー以外の出入りは禁止!日本最大級のスーパーカー専用ガレージも存在するぞ
ちなみに日本国内では、そういったスーパーカー/ハイパーカーたちを安全に保管するために、スーパーカー専用のプレミアムガレージを運営しているところもあります。
例えば九州は福岡県にある芝浦グループホールディングスのニューガイアビル新社屋では、上の画像のようにハイクラスフロアなども提供しているため、先ほどの地下駐車場などに部外者が簡単に出入りできないようになっているのは魅力的だと思います。
億越えも!?日本最大級の「スポーツカー」専用ガレージ【シリタカ!】
2ページ目:日本で一番最初に納車されたパガーニ・ウアイラ・ロードスターBCのオーナーは、「アノ」高額モデルも納車されている!