ロールスロイス・カリナンのココがちょっとダメ!オプション費用250万円以上のコーチラインの完成度は低め…ボンネットが勢いよく開いてしまう

細かく見ていくと完璧なロールスロイスにも弱点が?

さてさて、この度ちょっとしたご縁で中期的にロールスロイス・カリナン(Rolls-Royce Cullinan)のインプレッションや試乗などをさせていただくことになり、これまで内外装のちょっとしたインプレッションをさせていただきましたが、今回はカリナンの外観にてちょっと残念なポイントをメインに見ていきたいと思います(バッシング覚悟でちょっと踏み込んでみようかと…)。

ロールスロイスといえば、その豪華絢爛な装備内容とオプション、そして贅を尽くすことに制限を持たず、作業効率や歩留まりを一切無視したクラフトマンシップ重視の造りが大きな特徴ですが、その中でも「これはちょっと…」というポイントがチラホラ見受けられたり…

人間が作る工業製品(ロールスロイスに関しては芸術品?)ともなれば、ある程度の限界というものは許容できるものの、肝心なのは本当にそのコスト(オプション価格)に見合った仕上がりとなっているのか?という点ですが、早速そのポイントをチェックしていきましょう。


ここがダメ①:ロールスロイスのアイコンが出て来ない問題

まずはカリナンのフロント部分。

ロールスロイスの象徴ともいうべき”あの”アイコンが見受けられませんね…

そう、このスピリット・オブ・エクスタシーのエンブレムが出て来ないという問題について。

これはインプレッションさせていただく前から発生している問題で、恐らくは故障の類だと思うのですが、エンジンスタートの際に”ゴゴゴ”という異音が起きていて、あの女神のアイコンが全く出て来ないんですね。

こういった不具合はカリナン以外に別のモデルでも発生しているそうで(しかも出て来ない原因は車種によってバラバラ)、スピリット・オブ・エクスタシーが有るのと無いのとでは印象も大きく異なるので、この点は何が原因で出て来ないのか追究すべきポイントなのかも。

こちらが本来出てくるべきスピリット・オブ・エクスタシーのエンブレム。

なぜこのエンブレムが出て来ないのかは不明で、だからといって下手に触ることもできないので、とりあえずディーラーからの回答待ちといったところです(なおオーナー様はそこまで気にされていない模様)。

このほかにも、カリナンの気になるポイントやちょっとダメなところは以下の次のページにてチェック!