ダイハツ・タント/ムーヴ/キャストやマツダCX-30に35万台超えの大量リコール!ネジ面が錆びて自動調整機構が作動しない恐れアリなど
制御灯や尾灯が点灯しない恐れも?
続いてはダイハツ・ムーヴとスバル・ステラの2車種・計13,210台にリコール。
リコール内容としては、リヤコンビネーションランプにおいて、構成部品の生産管理が不適切なため、樹脂部品の密度が不足しているものがあるとのこと。
そのため、そのままの状態で使用を続けると当該部品が熱収縮し、最悪の場合、LED素子が周辺部品との干渉によって破損し、制動灯及び尾灯が点灯しなくなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、不具合は既に314件発生しており、市場からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][ムーヴ]
・DBA-LA150S/LA150S-0121518~LA150S-0140070/平成29年7月21日~平成29年12月4日/8,019台・DBA-LA150S/LA150S-1059376~LA150S-1065389/平成29年7月21日~平成29年12月4日/1,703台
・DBA-LA160S/LA160S-0028528~LA160S-0032228/平成29年7月21日~平成29年12月4日/1,585台
・DBA-LA160S/LA160S-1010303~LA160S-1012033/平成29年7月21日~平成29年12月4日/491台
[スバル・ステラ]
・DBA-LA150F/LA150F-0022222~LA150F-0024204/平成29年7月21日~平成29年12月1日/979台・DBA-LA160F/LA160F-0010021~LA160F-0010892/平成29年7月21日~平成29年12月4日/433台
改善措置としては、全車両、リヤコンビネーションランプを良品と交換するリコール作業を実施するとのことです。
最悪の場合前照灯の光軸が上向きにズレる恐れも?
続いては、マツダCX-30の1車種・計7,513台にリコール。
リコールの内容としては、アダプティブLEDヘッドライトを制御するコントロールユニットにおいて、光軸調整用プログラムが不適切なため、プッシュボタンスタートを押して電源ポジションをONした際に、前照灯の光軸初期化が正しく作動しないことがあるとのこと。
そのため、前照灯の光軸が上向きにずれ、前照灯に係る保安基準第32条に適合しないおそれがあるとしてリコール作業を実施します。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、不具合は既に25件発生しており、市場からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][CX-30]
・3DA-DM8P/DM8P-100006~DM8P-107520/令和元年 8 月 6 日~令和 2 年 3 月 20 日/7,513台(アダプティブLEDヘッドライト装着車に限る)
改善措置としては、全車両、アダプティブ LED ヘッドライト・コントロールユニットの光軸調整用プログラムを対策プログラムに修正するリコール作業を実施するとのことです。