ビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型IS見てきた!インテリアは質感向上&電動パーキングブレーキも搭載で実用性アップ…しかし残念なポイントも

2021-01-04

引き続き新型ISのインテリアをチェックしていこう

新型ISのコックピットはこんな感じ。

正直ビッグマイナーチェンジ前から変わり映えしないレイアウトと言いますか…2013年あたりから時代が止まったような感覚で、ステアリング形状やメーター類も特に進化は無いため正直パッとしない感じです。

センターナビゲーションディスプレイは10.3インチとそのままですが、リモートタッチだけでなく直接ディスプレイにタッチすることも可能になっています(そのため数十センチほど手前にオフセットしている)。

あとこれは実車を拝見してから気付いたのですが、どうやら新型ISでは全グレードでヘッドアップディスプレイを搭載していないようですね(メーカーオプションでも設定無し)。


フロントシートの座り心地はどうだ?

早速運転席に座っていきましょう。

本革シートということもあり、若干カタメではあるものの適度なホールド感と包み込むような安心があります。

シートヒーター/シートベンチレーションも試してみましたが、スイッチを押して10秒もしない内に、お尻から腰に掛けて暖かくなったり涼しくなったりするのはグッド。

ステアリングホイールも色々と残念なポイントが…

ステアリングはこんな感じ。

本革ステアリングでグリップ感はあるものの、なぜか11時~13時当たりにアッシュのオーナメントパネルがあるという不思議。

一瞬「えっ?ステアリング”シワ”だらけじゃない?」と勘違いするほどでした。

確かに先代に比べたら新しい感じはしますが、この辺りはフル本革でも良かったかもしれません。

あとはパドルシフトも付いていますし、ステアリングスイッチも押した感覚がわかるように上手くセッティングされていて、本革スタリングの握り心地も良く、グリップ感もあってグッドでした。

ただその一方で、オートクルーズコントロールの設定がレバー式のままというのも…トヨタでは少しずつ変化が見えてきている一方で、上位ブランドのレクサスでは変化が無いのがちょっと残念かも。

こちらはウィンカーレバーにオートライトダイヤルが義務化されていますね。

メーター類も特に進化無し

メーター類はベースグレードとversion L共通のアナログオプティトロンメーターに4.2インチTFTマルチカラーインフォテイメントディスプレイ。

これは結構マイナスポイントと言いますか…軽自動車でも4.2インチTFTマルチカラーが採用される時代に「ビッグマイナーチェンジして、おまけに最上位グレード(600万円~)なのに4.2インチなのか…」と残念に思う方もいるかもいるでしょうね(ちなみにF SPORTは8インチTFTを標準装備)。

その他運転席周りをチェックしていこう

エアコンの吹き出し口はスクエア型からメルセデスのような丸形に変更されていますが、見た感じはトヨタ・カローラにそっくりですが、担当スタッフさんの情報によると全くの別物だそうです。。

足もとのアクセルペダルはオルガン式ですが、メタル調でもないのでちょっとチープに感じますね。

ようやくフット式のサイドブレーキから電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドを採用!

そして今回のビッグマイナーチェンジにてようやく採用された電動パーキングブレーキ。

ステアリングの左後ろに搭載されています。

エアコンなどのインパネ部分はこんな感じ。

オーナメントパネルはピアノブラックで高級感がありますが、物理スイッチはプラスチッキーでかなりチープ。

ボタンを押した感じは、”カチッ”という音がしないのも残念かもしれません。

温度調整は、左右のタッチスライド式なので慣れれば操作しやすいかもしれませんね。

あとCD/DVD/ブルーレイディスク専用デッキも設けられているのはプラス評価だと思います。

センターコンソールはこんな感じ。

シートヒーター/シートベンチレーション/オートブレーキホールドなどのスイッチが設けられ、シフトノブはシフトブーツ付き、リモートタッチはマウス形状からタッチパッド式に変更されていますね。

ただオーナメントパネル系ではなくプラスチックなので、このあたりもちょっとチープに見えています。

えっ、ステアリングヒータースイッチはそこなの?

ちなみにセンターシフトのすぐ奥には、ステアリングヒータースイッチが寂しく置かれていますが、これはそんなに操作するものでもないという意味で、分かりづらいところに置かれているのかもしれませんね。

しっかりとSDカードスロットもあるので、Bluetoothなど使わなくてもいつでも音楽が聴けます。

グローブボックスはかなり狭い印象

助手席にあるグローブボックスはこんな感じ。

何かいろいろ入り込んでますが、車検証や取り扱い説明所を入れると完全に隙間が無いですね(ティッシュボックスなどはさすがに入らない模様)。

後席のインプレッションしていこう

こちらは後席スペース。

フロントシートに比べてかなりカタメな印象ですが、ホールド感は結構ありました。

身長182センチの私が座ってみるとこんな感じ。

膝先からシートバックにかけてのスペースは指3本分ぐらいでしょうか。

おまけに天井に頭が当たってしまうので結構狭くて窮屈な印象です。

そしてこちらは後席用の格納式センターアームレスト。

ドリンクホルダーもスライド式で準備されていますね。

後席用のエアコンの吹き出し口はこんな感じ・

フロントの丸形とは異なって、後席用はスクエア型ですがメッキ加飾などは無いため、こちらもチープな見た目。

電動テールゲートは装備されず…

そしてこちらはトランク用スイッチの内側。

ちゃんとLEDになっていますね。

ビッグマイナーチェンジでも電動テールゲートは採用されていませんでしたね。

基本的に開け閉めは手動となります。

トランクルームはこんな感じ。

深さと奥行きはありますし、ゴルフバッグも2つ分は入るほどのスペースは持ち合わせているようです。

☆★☆新型IS関連記事5選はコチラ!☆★☆