マツダ新型MAZDA3にリコール!衝突被害軽減のスマートブレーキサポートに不具合。更にエンストやエンジンが再始動しない等の複数のリコールも
最悪の場合、エンスト&エンジン再始動できない恐れアリ
続いてもマツダ新型MAZDA3の1車種・計22台にリコール。
リコール内容としては以下の2種類の通り。
①エンジン制御コンピュータにおいて、燃料噴射制御プログラムが不適切なため、燃焼室に大量の燃料蒸発ガスが流れ込んだ際に、インジェクタによる燃料噴射量を正しく制御できないことがある。そのため、燃焼に必要な燃料噴射量が不足し、最悪の場合、低車速時にエンストするおそれがある。
②エンジン制御コンピュータにおいて、アイドリングストップ後の再始動制御プログラムが不適切なため、アイドリングストップを判別するためのエンジン停止判定処理が遅れた場合、アイドリングストップ後にエンジンが再始動しなくなるおそれがある。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、②で1件の不具合が発生しており、市場からの情報によって明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][MAZDA3]
・6BA-BP5P/BP5P-101514~BP5P-106282/令和元年 6 月 13 日~令和元年 9 月 19 日/10台(①10台、②10台)・5BA-BPFP/BPFP-100420~BPFP-107339/令和元年 6 月 12 日~令和元年 10 月 14 日/12台(②12台)
改善措置としては、以下の2種類の通り。
①全車両、エンジン制御コンピュータの燃料噴射制御プログラムを対策プログラムに修正する。
②全車両、エンジン制御コンピュータのアイドリングストップ後の再始動制御プログラムを対策プログラムに修正する。
最悪の場合、シートベルトが装着できない恐れアリ
続いてはメルセデスベンツGLE400d/AMG GLE53の2車種・計487台にリコール。
リコールの内容としては、後席シート中央席のシートベルトバックルにおいて、未使用時の固定状態の設計が不適切なため、シート座面の下に入り込み、最悪の場合、当該バックルが取り出せずにシートベルトの装着ができなくなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、試乗からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][GLE400d 4Maticクーペ]
・3DA-167323/WDC1673232A078385~WDC1673232A137095/令和2 年 1 月 27 日~令和2 年 5 月 11 日 /3台(右ハンドル)・3DA-167323/W1N1673232A165552~W1N1673232A266541/令和2 年 6 月 8 日~令和2 年 10 月 14 日/390台(右ハンドル)
[AMG GLE53 4Matic+クーペ]
・4AA-167361/WDC1673611A136499/令和2 年 3 月 7 日/1台(左ハンドル)・4AA-167361/WDC1673612A070008~WDC1673612A137803/令和2 年 1 月 9 日~令和2 年 3 月 7 日/2台(右ハンドル)
・4AA-167361/W1N1673611A166872~W1N1673611A266717/令和2 年 6 月 8 日~令和2 年 10 月 14 日 /45台(左ハンドル)
・4AA-167361/W1N1673612A202903~W1N1673612A266402/令和2 年 6 月 8 日~令和2 年 10 月 14 日/46台(右ハンドル)
改善措置としては、全車両、シートベルトバックルがシート座面の下に入り込まないように固定するリコール作業を実施するとのことです。