静岡県の新東名高速道路にて停車したトヨタ・ハイエースを盗んで逃走した男女3人が逮捕。やはり事故したレクサスLSは盗難車だったようだ
まずは男女3人が逮捕されて本当に良かった
先日、静岡県島田市の新東名高速道路下り線にて、トラックに追突・事故を起こしたレクサスLSの安全確保のため、アディックCEO兼オフロード専門ビバーク大阪ラリー担当の杉村晋吾 氏が、トヨタ・ハイエース(Toyota Hiace)を停車させて発煙筒やパイロンなどを置く作業をすることに。
しかし、レクサスLSに乗っていた男女3人がこの隙を狙ってハイエースを盗んで逃走するという、まさに恩を仇で返すような事件が発生し、大きな話題となりました。
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https://creative311.com/?p=108413盗まれたハイエースは無事で、車内にあった貴重品やバイク等も盗まれていなかった模様
幸いハイエースは、事故現場から7kmほど離れた郵便局にて見つかり、事故等もなく車内に置いてあったバイクや財布なども盗まれた形跡はなかったそうですが、ハイエースを盗んだ3人は身柄を確保され、その後事情聴取を行った後、正式に乗用車の盗難の疑いで逮捕されました。
ちなみに、事故で大破したレクサスLSもナンバー情報から盗難車であったことが発覚し、男らは盗みの発覚を恐れて逃走したとのこと。
この事件で逮捕されたのは、住所不定で自称・塗装工の伊瀬泰福(41) 容疑者と、住所や氏名が不詳の30代の男、兵庫県神戸市の無職、京藤茉亜弥(29) 容疑者となっています。
被害を受けても杉村 氏の人柄の良さがにじみ出ている
ちなみに今回のトラブルが発生する前、ハイエースを運転していた杉村晋吾 氏は、レースで使用するバイクを載せて大阪に向かっていたとのこと。
しばらくして、近くでホワイトのセダンが衝突事故を起こし、追い越し車線に停車するも、パイロンや三角板、発煙筒なども焚かれていなかったため、すぐさまハイエースを安全な場所に停車させ、事故車両の後ろにパイロンなどを設置し、事故でケガした男女に対し「こちらが安全なので渡ってきてください」と声をかけたのだそう。
普通はこういったサポートをしてくれる人も少なく、杉村 氏の行動は素晴らしいものだと思いますが、まさかこの好意に漬け込んでハイエースを盗んで逃走するとは…あまりにも信じられない行為ではありますが、こういった行為が当たり前の様に起きていることが非常に残念。
なお杉村 氏は「最初、死亡事故かなと思うぐらい激しい事故だったので、最悪のことがなくてほっとしています。本人たちのけがも大したことがなくてよかったです」と、今でも相手の心配をすることに大人の余裕が感じられますが、その後の以下のツイートが投稿された際は、杉村 氏も一人の人間なのだと、なぜかほのぼのとしてしまいます。
眠かったとか、寒かったとか、財布無くてひもじかった(カツ丼は出なかった)とか細かい事はさておき、、、昨夜わざわざ高速夜間割引時間帯狙って走ったのに、このままじゃ割引無しやん？？？なんか悔しさが込み上げてくるー😠💢 pic.twitter.com/kvqa9X4Hhy
— 杉村晋吾 (@shingo997) December 14, 2020
2020年12月15日の早朝に、集団登校中の小学生の列にトヨタ・プリウスが突っ込む事故が発生…気になる続きは以下の次のページにてチェック！