世界で僅か3台のみ!ヴィニャーレによってカスタムされた1954年式フェラーリ・375アメリカが競売へ!超希少なだけに3億超えも確実?

375アメリカ自体が12台のみ製造された超希少モデル

海外オークションRM Sotheby’sにて、超希少ともいえる1954年式のフェラーリ375アメリカ(Ferrari 375 America)が、2021年1月22日に競売にかけられることが明らかとなりました。

このモデルは、クーペ11台/カブリオレ1台のみ製造された希少な個体でありながらも、更にイタリアのコーチビルダーであるカロッツェリア・ヴィニャーレ(Carrozzeria Vignale)社によって特注カスタムされた更なる希少モデル。

しかもこの世に現存するヴィニャーレ製375アメリカは僅か3台のみとのことで、ピニンファリーナによって設計された従来モデルとは大きく異なるエクステリアデザインとなります。


ヴィニャーレ社カスタムの375アメリカを見ていこう

こちらが今回オークションに出品されるヴィニャーレ製フェラーリ・375アメリカ。

そのボディスタイルは非常に伸びやかなロングノーズ&ショートデッキスタイルの2ドアクーペで、ラップアラウンドリヤウィンドウとファストバックプロファイルを備える、現代のモデルでは中々お目にかかれない異質なモデルと言えるでしょう。

こちらがリヤデザイン。

フロントからリヤにかけてシャープに絞られていくボディワークに加え、かなり低い位置に設けられた両サイド2本出しのクワッドエキゾーストパイプ、そしてこの何とも言えないようなボルドーとパープルの中間的なボディカラーとシルバー2トーンの組み合わせも非常にセクシー。

どことなく、以前特別に取材させていただいたワインレッドカラーのロールスロイス・カリナン(Rolls-Royce Cullinan)のカラーリングっぽさもありますが、これとはまた異なる雰囲気(ヴィンテージ感)がありますね。

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