フルモデルチェンジ版・日産の新型フェアレディZの開発車両がまたまたスパイショット!しかも2台…ということはトランスミッションが異なるモデル?
まさにキープコンセプトでほぼそのまま市販化するようだ
2020年9月16日に発表された日産のフルモデルチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, 400Z)プロトですが、量産モデルと思われる特許画像が完全リークされています。
オーストラリア商標局のホームページにて公開予定となっている新型フェアレディZのパテント画像ですが、今回リークされたエクステリアデザインを見ていくと、コンセプトモデルからほとんど変化しておらず、日産CEOである内田誠 氏もコメントしていた通り「量産デザインはほぼコンセプトモデルの状態にて登場」することになりそうです。
▽▼▽関連記事▽▼▽
量産モデルで変更・修正されたポイントは?
こちらが完全リークされた新型フェアレディZの特許画像。
特徴的な2ドアスポーツクーペボディやフロントヘッドライト、サイドドアなどもほぼ明確で、日産の象徴ともいえるVモーショングリルを一切使用しないZブランドにしかない独自のデザインを築き上げています。
変更ポイント①:フロントグリルの一部変更
ちなみに今回の特許画像で明らかになった「コンセプトモデルからの変更点」としては大きく2つ。
一つ目は水平アクセントの間にあるセンサーユニットが挟まれたフロントロアグリルが修正されたこと。
こちらがプロトタイプの新型フェアレディZのフロントグリル。
センサーユニットが省略されているため、確かにフロントロアグリルのグリルパターンが量産モデルと異なるがわかりますね。
ちなみに、フロントロアグリル部分にセンサーユニットが設けられた最近のモデルと言えば、フルモデルチェンジ版・新型ノートe-POWER(New Note)が最もわかりやすく、ナンバープレート直下にVモーション(台形)風のユニットが確認できるかと思います。
このあたりのデザインの統一性は非常にユニークだと思います。
変更ポイント②:リヤデザインの一部変更
もう一つの変更点は、リヤロックとリフレクターが設けられ、リフトゲートも若干異なっているように見えますね。
こちらはプロトタイプのリヤデザイン。
リフレクターは設けられていませんが、ほぼほぼ特許画像と同じですし、ブラックの2トーンカラーによってリヤハッチガラスが非常に大きく見えます。
新型フェアレディZは日産CEOのかなり思い入れの強い一台になる
改めて見ると、コンセプトモデルからほぼそのまま量産モデルへと引き継がれていることがわかりますね。
コンセプトモデルの評判が非常に良かったため、日産も徹底的にヒアリングなどを行い、顧客の要求を満たすモデルにしたかったのではないかと思います。
内装もおそらくキープコンセプトで、12.3インチフルデジタルメーターも採用予定
なおインテリアの特許画像はリークされていないものの、こちらもコンセプトモデル同様にダッシュボードには12.3インチのフルデジタル液晶メーターが採用され、最新のインフォテイメントシステム、専用スポーツシートなどが採用される予定です。
パワートレインについては、インフィニティQ60レッドスポーツ400にも採用されている排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載される予定で、最高出力400hp/最大トルク474Nmを発揮するとの噂も。
トランスミッションは6速MT/9速ATの両方がラインナップされる予定とのことですが、新型Zを購入されるユーザーの何割がMTを選択するのかも非常に気になるところです。
☆★☆新型フェアレディZ関連記事5選はコチラ!☆★☆
Reference:CARSCOOPS①、CARSCOOPS②