(英)スバルが過激発言「2020年はコロナや排ガス規制のせいでバカげた年だった」→年間僅か951台しか出荷されず、前年比68%以上の大幅減に

2021年は更に厳しい年となる…スバル・イギリスはどういった対策を取っていく?

その後Autocarは、「スバルイギリスは2021年からどうするの?」という質問をしたところ、現時点では具体的な対策などは明らかにしておらず、現状を大きく変えることや、新型車を積極的に販売するといった考えもないとのことで、まずはオンライン販売に注力していくとのこと。

なおスバルは、欧州市場では「非常にニッチな自動車メーカー」であるとのことで、まずは欧州の厳しい排ガス規制に準拠したモデルを展開していくことが重要になってくると思われるものの、北米や日本でも大注目の新型BRZは販売されないことが決定していますし、この状態で2021年を乗り切れるのかもちょっと微妙にはなっています。


もう一つの懸念点は「半導体の供給不足」

あと、これはスバルに限った話ではないのですが、昨今の諸事情や排ガス規制以外にも、今後は世界的な半導体供給不足の影響も出てくるものと予想され、「生産したくても生産できない」といった恐れも十分考えられそう。

▽▼▽関連記事▽▼▽

ただその一方で、台湾の半導体受託生産大手の台湾積体電路製造(TSMC)社と経済相の王美花 経済部長が、自動車用半導体が国際的に不足している問題について協議し、TSMC社が「生産能力の一段の拡大が可能であれば、自動車向けの半導体生産を優先する」考えを示したとのこと。

TSMC社の生産能力は現在、フル稼働の状態になっているとのことですが、一方で半導体の生産プロセスを最適化し、生産を効率化するとともに、生産能力の一段の拡大が可能であれば自動車向けの半導体生産を優先するとしていることも明らかにしています。

☆★☆スバル関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:Autocar, Reuters