マイナーチェンジ版・トヨタ新型カムリの内外装インプレッション!欧州・北米仕様向け同様にグリル面積拡大でアグレッシブ、内装は賛否がはっきり分かれているようだ
引続き新型カムリをインプレッションしていこう
続いては新型カムリの内装をチェックしていきましょう(上の画像はWSレザーパッケージの内装)。
新型カムリの内装も、エクステリア同様に大きく変化していて、インパネ部分に集約されていたディスプレイオーディオがダッシュボード上部へと移行されてフローティングタイプとなり、更に8インチ→9インチディスプレイへとアップグレードします。
あとはパノラミックビューモニターがGグレード以上にてメーカーオプション扱いとなり、電動チルト&テレスコピックステアリングがGグレード/WSグレードにメーカーオプション扱い、G Leather Package/WS Leather Packageが標準装備というのも大きなトピックスだと思います。
こちらはスタンダードグレードのGレザーパッケージ。
変わり映えしないステアリングホイールやメーター類、フローティングタイプの9インチナビは前評判は良くない模様
内装については基本的な質感は変わりませんが、やはりフローティングタイプの9インチディスプレイが搭載されることで不格好になったり、レクサスESの兄弟車種なのに最大9インチというのもユーザーの不満ポイントのようです(せめて10.3インチや12.3インチのワイドディスプレイが必要?)。
あとは変わり映えの無いステアリングホイールやメーター類も同様に不満ポイントに挙げられているようで、この点の変化はフルモデルチェンジにて期待したいところです。
安全装備は更に充実に
この他については、安全装備Toyota Safety Senseが強化され、「レーントレーシングアシスト」や「ドライバー異常時対応システム」を採用し、「レーダークルーズコントロール」にカーブ速度抑制機能を追加、「プリクラッシュセーフティ」の検知対象に、夜間の歩行者および昼間の自転車運転者を加えるとともに、交差点右折時の対向直進車・右左折時の対向方向から来る歩行者検知機能、緊急時操舵支援機能、低速時加速抑制機能を追加しています。
おさらい:新型カムリのグレード別価格帯をチェックしていこう
最後に新型カムリのグレード別価格帯を再度チェックしておきましょう。
グレード構成としては大きく5種類で、パワートレインも排気量2.5L 直列4気筒エンジン+電気モーターのハイブリッドシステムから変更はありません。
マイナーチェンジ前の価格帯とも比較していきますが、実は価格アップしているのはレザーパッケージのみとなります(それ以外は据え置き)。
【新型カムリ・グレード別価格帯一覧(10%税込み)】
◇X:[2WD]3,485,000円/[E-Four]3,683,000円
◇G:[2WD]3,794,000円/[E-Four]3,992.000円
◇Gレザーパッケージ:[2WD]4,364,000円/[E-Four]4,562,000円
◇WS:[2WD]3,937,000円/[E-Four]4,135,000円
◇WSレザーパッケージ:[2WD]4,474,000円/[E-Four]4,672,000円
上記の価格帯より、Gレザーパッケージが+3万円、WSレザーパッケージが2.4万円の価格アップに抑えられているのは意外でした。
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Reference:Toyota