レクサスが2020年のグローバル販売実績の公表に加えて”さりげなく”コンセプトカーのティーザー画像を公開。これがトヨタ新型ヤリスクロスの上位版LBXか?

レクサスの新名称LBXは既に欧州にて商標登録済み!

ちなみにレクサスの新名称となるLBXは既に商標登録(欧州連合知的財産庁EUIPOWIPO IP PORTAL)も完了していて、具体的にどういったパワートレインが採用されるかは明らかになっていないものの、仮にヤリスクロスがベースになるのであれば、排気量1.5L 直列3気筒エンジンのガソリンタイプと、同エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムの2種類がラインナップされる可能性が高そう。

あとボディサイズとしては、ヤリスクロスの全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mmよりも更にワイド&ローで全長が延伸され、車内の快適性が大幅に向上されるとのことです。


インテリアはレクサス独自のアイデンティティを採用?価格帯は?競合モデルは?

インテリアについては特に記載は無いものの、レクサスらしいリモートタッチ操作と直接ディスプレイにタッチできるハイブリッドなナビゲーションディスプレイを標準装備し、電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドも標準装備になると思われます。

あとはグレード構成において、ベースグレードやF SPORT, version Lが定番だと思いますが、それに合わせて価格帯もどこまでアップするかも気になるところ。

参考までに、現行UXの価格帯としてはガソリンモデルのUX200が397.2万円~482.7万円、ハイブリッドモデルのUX250hが432.8万円~544.9万円となるため、おそらくBXは350万円付近にて販売されるのではないかと予想しています(新型ハリアーの中間グレードGが購入できるレベル)。

競合モデルとしては、BMW・X1やミニ・クロスオーバー、アウディQ2、DS3クロスバック、ボルボXC40がピックアップされています。

なお、現時点ではLBXがどういった意味を持つのかは分からないものの、クロスオーバー系の”X(Crossover)”である可能性が高く、そして今までレクサスが命名してきたLS/RC/NX/CTといった英文字2つを使用しない、全く新しい名称になるのかもしれませんね。

※以下の内容は、Lexus International 佐藤 恒治 President/Chief Branding Officerのコメントを引用したものとなります。

「世界中でLEXUS車をご愛用頂いているお客様のお一人お一人、そして販売、生産、開発に携わる全ての皆様に心より感謝を申し上げます。また現在、様々な困難に直面しながらも、それぞれの立場で懸命に努力をされている全ての方々へ、心からの敬意を表します。

本年、我々LEXUSは、多様化するお客様のライフスタイルをより豊かにすることを目指し新たな一歩を踏み出します。春ごろに、次世代LEXUSの幕開けとして、我々が目指す将来像を示したブランドビジョンを、コンセプトカーとともに発表いたします。さらにその第1弾モデルの年内発売を皮切りに、翌年以降も続々と新型車を導入いたします。我々はこれからも世界各国のお客様に寄り添い、ご期待を超えるクルマ作りを通じて、LEXUSに関わる全ての皆様の幸せに向けた挑戦を続けてまいります。どうぞご期待ください。」

via:LEXUS

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Reference:LEXUS